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琵琶湖自転車一周~そこに山あり道に迷う

トンネルを抜けるとそこは琵琶湖から山で隔絶された別世界。

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しばらくは平坦な道。やがて大音の交差点。自転車通行には危険な国道のトンネルを避けるため賤ヶ岳中腹の旧道に迂回する。

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やがて目の前に賤ヶ岳が迫り本格的な坂道に入る。琵琶湖一周は平坦という先入観を抱いていた者にとっては裏切るようなきつさ。隧道と呼ぶのにふさわしい古ぼけたトンネルを抜けると、崖上から琵琶湖を一望できるご褒美があった。

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道を下って国道と合流し再びトンネルを迂回する湖畔の道も、再び内陸の平坦な道となり、歴史のありそうなを集落の中をぬって坂道を登り行く。その終端が琵琶湖一周推奨コースでもっともきついとされる岩熊神社前。坂の途中でスマホがなる。職場から業務連絡、仕方ないので立ち止まって話し込んだのが運の尽き。勢いがそがれあと一歩というところで力尽き降車。もともと無理をせずマイペースに徹するつもりなので、「まあいいか」と防衛規制(合理化)する。登ってきた坂を振り撮影するも、写真からはそのきつさは伝わらないが、琵琶湖と隔絶された景観は見ての通り。

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 まもなく岩熊第2トンネル。ここは側道(歩道)が広くてゆとりで通過。山道もすぐ終わるぞ…と調子付いたせいなのか、今回最大の失敗をすることになる。交差点にあるサイクリング道標識が示す矢印の方向が非常に判りづらい。地図を取り出そうとすると、私の横で信号待ちをしていたレースウェアで身を固めたロード乗りが、その標識を一瞥して、迷いもなく右方向へと漕ぎだしていった。つられた私が馬鹿だった。しばらくすると予想もしないトンネル!あわてて地図でこの奥琵琶湖トンネルの位置を確認し、コースミスと知る。う~ん、戻るのも面倒、いずれ推奨コースに合流できると高を括ったのが運の尽き。狭く長いトンネル内、背後から迫るトラックやダンプカーは、嵐のような轟音と風をたて、細く滑りやすい歩道を戦々恐々と進む私を幾度ともなく車道へと引き落とし餌食にしようと企んでいるがごとき。立ち止まりやり過ごすことさえ命懸けという悪夢のような経験をした。トンネル脱出しうなだれてとぼとぼすすむ私の姿は、まるで落ち武者のようであったろう。途中で休憩所を見つけ転がり込み呆然自失状態で休んでいると、見知らぬ人に琵琶湖一周を激励されて気力回復。峠も取り越し苦労で難なくクリアーし、快適な下り坂を降りきると、海津の交差点。ここでやっと推奨コースと合流。改めて地図を見て~廻りそねた道は、今回一番楽しみにしていた湖北の景色をまったり堪能できる区間出会ったと気づき再び意気消沈。この間、まったく写真を撮る余裕もなかったことに後で気づく。

 しばらく進むと気がぬけたせいか両足がつる。(持ってきてよかった)サロンパスエアスプレーで治療していると、傍らの看板が目に止まった。

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 ここは歴史的景観地区なのだ。誘われるままに浜辺に降りて、湖水に足をつけながら絶景をながめ心と体を癒した。足がつらなかったら この景色は拝めなかったろう。これも何かの縁。

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 再び気力を取り戻し湖西のほぼ湖畔沿いの国道に沿う歩道兼自転車道をひたすら南下する。道は無味乾燥ながら、昨日とはちがって沿道に名所旧跡が多い。

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また、海水浴ならぬ湖水浴ができる水泳場やキャンプ場もあちこちに見られるのはさすが 琵琶湖車道を闊歩する地元のロード乗りを尻目に、こちらはマイペースに自転車通行可の歩道(道路右側の場合が多い)を通行した。

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  とはいえ、小さな交差点を横切るたびにお尻に響く縁石の衝撃が苦痛となる区間があり、交通量が少ない場合は車道を利用せざるを得なかったが、私のような一見様は無理せず自転車通行可の歩道を走るべきである。それは次の日に思知らされることになるが…。 時には、集落や住宅街の中をぬって進む事もあり、そこは、歩道や車道の区別も無い生活道路。あるところのサイクリングコースを示す看板の矢印の上に×印が記されているのを見つけ、自転車のスピード出しすぎ、徒党を組んでの走行は地元の人にはさぞ迷惑なことだろうときづかされた…などと言っている内に、この旅の目玉の一つ浮御堂にたどり着く。しかし、拝観時間を過ぎていたため門前払い。仕方なくお寺の横手にまわり金網フェンス越しにお堂を拝み撮影。

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 ピンぼけなのは日が暮れていたせいかと思ったが、カメラの不調と知るのは次の日のこと…。午後5時過ぎて雄琴温泉の宿に無事到着。合宿の中学生さんたちに風呂を占領されて夕食も、しばしお預けとなってしまった…。

一人寂しく祝杯をあげ晩餐にあずかるもデザート前にウトウトしてしまった藤兵衛であった。

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