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2013年6月の5件の記事

リカンベントのバックミラーの修理

もう一つの修理

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先日、ミラーがはずれてしまったリカンベントのバックミラー。
 とりあえず、応急手当てしてこんな状況で放置したまま。ミラーとともにこぼれ落ちた赤い紐はな~に?…応急処置の際は、とりあえずミラーを黒い輪ゴムで押さえるクッションがわり…。
 先の休日、雨があがっているので、いざ、繰り出さんとガレージから引き出したらこの体たらく…。
  千載一遇の梅雨の晴れ間の休日…何とかしなければと、何の知識も経験もなくリペアにいどむ。

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 おもむろに、ミラー本体を車体から取り外す。
ご覧のように、フロントディレィラーをとりつけるバーに、「topeak(トピーク)製のバーエクステンダー(ACZ133/TBX01)」を装着して取り付けている。反対側は、BRIDGESTONE(ブリヂストン)のサイクルコンピューターEmetersの取り付けブラケット。このバーエクステンダーは何かと重宝するグッドアイテム。

 たやすく外したものの、応急処置の時ははめなおしても、はめなおしてもポロッとはずれてしまうミラーが何故かはずれない。しょうがないのでプライヤーで枠をこじ開けてミラーを取り外す。

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  う~ん、これが天啓となった。

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 赤い紐は、ミラーと本体の間の緩衝材と合点。おもむろにミラーをはめて、こじ開けた逆の手順…。そう!ミラーを囲む本体の淵をすぼめればいいのだと気づく。ハンマーはどこ?どこ?…と目に止まった古ぼけた金槌を手にとり、 ミラー本体を割らないよう本体をお腹にをあてにコツコツ、トントンと辛抱強く慎重に、周囲をたたきまくる。ガレージ内の作業とはいえ、早朝なので近所迷惑になってしまうな~っと思った矢先、時々無駄吠して 近所には顰蹙を買っていた隣のお犬様が、この音に反応したのか、キャンキャンキャン幸いにも彼が一身に罪をかぶっていただいたよう…その証拠ととして、罰なのか朝食か散歩をお預けの模様で、しばらく悲しい声で吠え続けている…許したもう。…彼を弁護するならば飼い主に至急訴えたい何らかの異変があってのことで、決して無駄吠えでなかったと、私が断じよう。

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無事に作業終了。バックミラーを先端に置くことで視線を大きく動かすことなく後方が確認できるのでとても重宝…欠点は、ペダルに足をかける際、時々蹴っ飛ばしてしまい明後日の方を向いてしまうこと。
しかし、これと同じものがなかなか入手できないので、今回の事態は周章狼狽の始末。

 なんとかスペアをゲットしなければとあせる藤兵衛であった

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リュートのフレット修理完了すれども…。

リュートのフレットのリペア無事に終了。

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左側にマスキングテープが一部付着しているが、ほぼ完璧な仕上がり。

さぁ~っばりばり練習するぞと思ったら

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あれあれ、今度は指板上のガットのフレットが切れてしまった。

リカンベントのバックミラーも修理を待っているのに…。

一難去ってまた一難の藤兵衛であった。

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リュートのフレット修理

リュートの表面板上のフレットが破損してしまった件。

何はともあれ制作者の奥清秀さんの工房に楽器を持ち込んで修理していただきたいところだが、現在は、工房を埼玉県から東京へと移されている。埼玉県人の私は、以前は工房に度々足を運べたが(と言っても、埼玉の北と南を高速道路で往復)、今回は、自動車または電車で行くとしても、乗り換えがやっかいで時間がかかりそう…しかも、預け、引き取りあわせて2往復!どうしよう…と、思いあぐねていてもしょうがないので、フレットを取り寄せて自分で修理することにした。
 早速、奥さんに、予備用もふくめフレット3本の製作と送付の依頼のメールを送った。すると、快く承諾の返事をいただけたが、納期に2週間ほどかかるとのこと。まあ、焦らず、この間ガンバや自転車に勤しんで待つことにした。
 思いがけずも10日程して送付の連絡をいただき、フレット3本の代金計1500円也を振り込む。

 程なくして、郵送(封筒)にて手元に無事届く。

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ご覧の通り、楽器の材料の端切れとラップでしっかり包装されている。
1mm角、長さ8cmの黒檀?製…う~ん、自分じゃとても加工製作できない代物。

ちなみに、こちらが、奥清秀さんの弦楽器工房のブログ
                    お~っ!私の楽器の妹か弟分の製作中の写真!
                          (そういえばあちらの言葉ではリュートは何性だったかしらん?)

 何を隠そうこの自分、リュートキットを組み立てたり、ブリッジ修理をした経験があり、今回の修理は、お茶の子さいさい…おいおい大丈夫??

 おもむろに、膠(ニカワ)つけの準備を始める。

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膠の先を工具でくだき、数辺のかけらと少量の水を小容器に入れ湯煎して溶かし始める。

まずは、表面板にマスキングテープを張り養生をほどこす。

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誰かに教わった訳ではないが、このテープの隙間が味噌!フレットの位置決めと、接着度を高めるための紙やすりがけを表面板を傷つけずしかも容易すくする工夫なのである。

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 弦をかき分け、かき分け、テープの隙間に、折った紙やすりの背をあてて、あっちでゴシゴシ、こっちでゴシゴシ…ついでにピントもブレブレ。
 あれあれ、こんなに苦労しないで弦を外せばいいのに…?と訝(いぶか)るそこの貴方!…チッチッチッ!

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 貼り付けた後、圧着するための工夫なのである。アルミの定規をあて鉛筆を差し込み固定する。弦の張力を利用したこの賢さ…弦を外すのが(緩めるのも)単に面倒くさかったとも言えるが…。

 え~っと、肝心の膠づけの場面はというと…忙しくて写真どころではなかったのである。
 文章で再現すると、水彩絵具用の細筆を使い、チャッチャッとテープの隙間に膠を含ませ、その隙間にフレットをあてがった。そう、テープは、表面板に膠が染みださないための工夫でもあるのだ。!エヘンエヘン。
後は、ケースの蓋を閉じて膠が固まるのを待つだけ。

  結果は、寝て待つことにした藤兵衛であった。

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リュートが壊れた!

ブログほったらかし。
なぜならリア充。
職場で、こう話したら、若者から「いい年して恋してるんですか?」とひやかされた。
 おじさんは「リア充」の元々の意味は、仕事ではなく恋愛に関してのことと知ることとなる。う~ん、微妙…でもその言い方(ご指摘)、セクハラ、パワハラと並ぶハラスメントじゃ~と怒り悔しがる。「トシハラ」とでも呼ぼうかね。…この若造め!
   おっとと…、 私も気をつけねばと次回 自戒する…。

  春以来、仕事がちょっと一段落ついたのを機に、数十年来懸案だったバッハのリュート曲を自分でタブラチュア化し、リュート曲として演奏(実用)面から検証しようと意気込んでいた……のも束の間…。

 おわ~。愛用の奥清秀氏制作のリュートが壊れてしまった!
      …ブログさぼっていたので、白状すると昨日の記事の自転車落車目撃以前の出来事

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え~と…どこが?

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アップをご覧じあれ!表面板に貼り付けられていた木製フレットが欠損したのである。
何を大げさに!…とおっしゃる方。今取り組んでいるバッハのタブラチュア化=編曲→演奏にとって致命的なダメージとなったのである。…ジャーマン型もっているけど左指で指板の上で押さえられる弦が少ないので低音の使用が限定されてしまう…。いやもっと単純に例えるなら、ピアノの特定のキーが変になって演奏するに耐えられなくなってしまった状態、とイメージしていただければ納得していただけよう。

…何とかせねばと、早速、製作者の奥さん…まさにリュートは子供のようなもの(笑い)…にコンタクト。

その顛末は、きっと、きっと近いうち書くぞと、声(字)を大にして誓う藤兵衛であった。
 

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ヘルメットは被りましょう。

実に半年ぶりの記事。

 先日の休日、リカンベントで荒川に繰り出した。さぼり魔の藤兵衛であるが、どっこい自転車もマイペーズで乗っている。のんびりゆったり座席に座って漕ぐリカンベントは気持ちいい。桜堤で猛スピードのロードバイクに追いぬかれた。後ろ姿から年配…失礼…年季の入ったベテランとお見受けした。筋骨隆々、びしっときめたウェア、日焼けしたスキンヘッドがそれを物語る。でも「ヘルメットなしで、あぶないな~」と思った瞬間、彼の車体が突然激しくくねり、後輪が高く浮き上がったのである。彼は放り出され、自転車とともに、それぞれ一回転して土手脇の斜面に派手に落下!まさにアクション映画の1シーン!
 幸いにも彼の体は、桜の幹と車体の上をさけて落ち、草むらがクッションがわりとなって、大きな傷や怪我もないようだ。駆け寄って「大丈夫ですか?」と声をかけた私に返した彼の第一声は、「頭に傷がないか?」であった。そして「年だな~」と反省することしきり…。見るからに高価な車体もダメージもなく、はずれたチェーンをチャッチャッとかけ直した彼は、礼を言って何事もなかったように颯爽と立ち去った。う~ん、彼を見送りつつ…

  「万が一のため、ヘルメットは被りましょう。私は通勤の時もきちんと被っています。」と心の中でつぶやいた。

 残されたこちらと言えば、ホットするも、派手な落車を目の当たりに見て心臓どきどき、愛車を放り出すようにあわてて駆けつけたため、倒れた衝撃でバックミラーのガラスのミラーがはずれてしまった。こちらも幸いにも割れずにすんだが、しっかりはまらない。トホホホホ…。心静めて再スタート。う~ん。リカンベントはバックミラーがないと不便。今日はやたらとロードバイクの大集団が行き交う。そこで、予備のチューブを束ねていた輪ゴムを巻いて応急処置。なんとかこの先しのげそうだ。

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  岐路、桶川のホンダエアポートで、初めて、救急ヘリコプター「あらかわ3」の機体に遭遇。

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「あらかわ2」との出会いから、実に2年半の星霜…。「あらかわ1」の遭難と先程の事故をかさねあわせ感慨にふけった次第…そこで…

  ブログ再開を思いついた藤兵衛であった。

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