赤岩渡船にトライ
秋空に誘われて、利根川にくりだす。
そういえば、サイクリングは久しぶり。なぜか、ふと渡船に乗って見たくなった。
埼玉県熊谷市葛和田と群馬県邑楽郡千代田赤岩を結んでいる「赤岩渡船」。
自転車持ち込みで乗船できると聞き、今回初チャレンジ。
サイクリングロードの堤を降りて、船着場手前にある小屋に備えつけの黄色い旗を掲揚して対岸にいる船の船頭さんに乗りたいという意思表示をする。つまり、乗る人がいる時に運行する仕組み。そう、時刻表はないのである。
(朝は8時半から、夕刻まで運行)。
しばらくして船が到着。思っていたより小さい。
朝まだ早いせいか、向こう岸からの乗客の姿は無いが、たちまち船着場に、隣のサッカーグラウンドで応援中の家族連れや散歩中の人々が興味津々と集まってきた。
料金は、自転車こみでも「県道なのでただ」??ということを知ると、私につられて、便乗することと相成る。降りずに、そのままUターンし船旅を決め込む母子連れもいる。
(お兄ちゃんは只今サッカーの試合中?)
子供にはライフジャケットは必ず装着ということで渡されるが、私を含め大人はする人はいない。した方がいいのに越したことがないが…。
幸い水面は穏やかで波も、風も無い。
でも上空にはグライダーが気持ちよさそうに飛んでいる。
埼玉県側の河川敷上にグライダーの滑走路があり、学習院大学などのサークルが活動している。
すぐ下流にある利根大堰にせき留められ川幅がすごく広い。
程なくして群馬県側に到着。
折り返しの便に、埼玉県側に渡ろうと待ち受けていた人たちがどっと乗り込む。
おっ!プロンブトン?らしき折りたたみ自転車が乗船中。
たたまなくとも、自転車は各々適当に保持して渡るようだ。
本日、藤兵衛はロードバイクでラフな格好でポタリング中。
ばりばりレイパン姿のローディーも利用するのかしらん?
今度リカンベントでトライしてみよう。車体が長いので少し邪魔かな。
祝日ということで、両県側の堤や河川敷で何やらイベントの準備中。
どうやらこれから渡し船はフル回転らしい。
今回は、群馬県の我がご先祖の縁の地探訪に出かけた藤兵衛であった。
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