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年末総決算その3 BR-1 ハブダイナモ換装&ライトアップ

さて、最後の「BE・ALL BR-1」 のメジャーカスタマイズ。

前輪ハブダイナモを換装。
もともとBR-1のホイールALFINE WH-S501は 内装8段ハブ組み込みの後輪ホイールと、後輪と同じく特別あつらいの形状のALFINEハブダイモ DH-S500? が組まれた前輪ホイールがセットになっている。

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またライトはシマノのハブダイナモ用のLP-R600が備わっていた。ハンドル周りが色々にぎやかなのでこの位置に取り付け直している。
または最初からこんなものという思い込みと慣れの問題からかハブダイナモの走行に与える負荷というものはほとんど気にすることなく、始終発電することによってランプのスモールLEDが昼間には自車の存在を知らしめ安全性も向上するなどこんな便利な道具はないと思っていた。しかし、肝心のランプの照度が極めて低く、電池式のライトがないと暗い田舎の夜道はおぼつかない。ハブダイナモの真価を発揮していないもどかさしい消化不良状態でペダルを踏むのはストレスとなる。

   そのランプが今年の夏の晩が突然切れる。どうせ交換するなら明るさアップということで、考えたのが今流行りのLED電球。早速ネットで検索すると手頃なものが…

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ハブダイナモのケースに 定格6V-3Wの表示があるので7.2Vのこれは余裕があるので胸膨らむ。

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すぐさま交換作業、ライトを分解。

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LED電球の径がちょっと太いため反射鏡の穴をタガネでぐりぐり広げ無事交換取り付け完了。前輪手回しで点灯を確認。おお~うそのように明るい。P1050468

片手で車輪回しての撮影なのでブレブレ

喜々として翌日の帰宅時にその効果を確認…格段に明るい。「やった~!これは使えるぞ!」と調子に乗って速度をあげたとたんお先真っ暗…まさかの玉切れ…。LEDは電圧(電流)をあげすぎると壊れやすいとは知っていたが…一瞬にして2400円が飛んで行ってしまった。

原因を調べてみると、ハブダイナモの取り扱い説明書に「ランプ点灯時での走行速度域が高い場合、電球の寿命が短くなることがあります。」とある…う~っ、メーカーは確信犯。だが、自分自身が次の項目「ドイツ道路交通法(StVZO)では、ドイツ国内のダイナモについて、過電圧保護を必要としています。本製品には、過電圧保護機能は含まれていません。ドイツ国内で使用する場合は、ドイツ道路交通法(StVZO)の認証マークが表示されている、外付けの過電圧保護ユニット(シマノ製SM-DH10や同様の過電圧保護機能を有する製品)をご使用ください。」を甘く見ていたことが判明した。このハブダイナモというよりか日本ではおしなべて電圧を一定に供給しない仕様が標準ということを知る。ということは、スピードが上がれば比例して電圧も上がるというどうしようもない理屈なのである。試しに、タイヤを空回りさせてテスターで電圧を測定する。目一杯回したところ何と電圧は10Vオーバー!これでは一発KOは当然の理。なるほど速度が出ないという前提でシティサイクル用には6.0V-3.0Wの電球を使用していたのか。慮るにスポーツ車対応のLP-R600の電球は9.6V-5.0Wと余裕をもたせていた訳だが、のんびり走っている時、ライトが暗かったのは電圧が低いせいと合点するが後の祭り。何といい加減な仕様!道理でこのライトが市場から消えた理由も見えてきた。あ~腹立たしい。6V-3Wの表示を信じた私が何よりも馬鹿だった。まあ~自分は普段夜間は安全上飛ばさないのを心がけていたので何とか玉切れせずに済んでいたのだが、山道を通勤している人が家路を急ぐあまり、この仕様のせいで不測の事態に陥ったらどうなるのであろう…空恐ろしい。

 悔しがっていてもしょうがないので、先の説明書きにある「外付けの過電圧保護ユニット(シマノ製SM-DH10や同様の過電圧保護機能を有する製品)」なるものをネットで探してみた。しかし、ヒットするのはなぜかヨーロッパ圏のサイト ばかり。なぜゆえに国内では無いの?つまり、ハブダイナモに対する関心の温度差があるわけである。日本(アメリカも?)のメーカーやユーザーの自転車の安全についての意識の低さに改めて驚かされる。たかが自転車というわけさ。シマノも厳しいドイツの安全基準を満たすために、過電圧保護ユニットを渋々用意したのが目に浮かぶ。ところが、ドイツでは国や業界が安全基準を示しメーカーはコストをかけて安全堅牢な製品を造り、ユーザーは納得して価格を惜しまず安全を買う。まさにドイツ人気質を垣間見る。
 興味本位でドイツのドレスデンのショップから取り寄せる。なぜドレスデンからだって?言うまでもなくバロックリュートの大家ヴァイスの活躍の地にあやかっての事。10数日で到着。

これがシマノ製SM-DH10

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 手にとってびっくり。値段は800円程度なのはいいのだが、こんなにかさばるとは思わなかった。案の定説明書には日本語の解説が無い。どうやらテールランプ用に利用するためこのような形状をしていることがわかった。ハブダイナモに接続して電圧測定すると何とか6Vを維持するようだ。しかし、自転車に取り付けるには場所やコードの接続に難があるし、何よりも一度失った信頼は取り戻せない。一緒に注文したドイツBush & Muller社製の最新のLEDヘッド・ランプ「LUMOTEC IQ Cyo-T LED Senso Plus 」を取り付けるには二の足を踏む。

Luomoiqrt

・照度:60LUX         ・IQ-tecシステム     ・リフレクター
・オートライト機能     ・LIGHT24システム      
・スタンドライト機能   ・ダイナモスイッチ
…というシマノ製ライトでは考えられないスペック   

どうせならこのライト推奨のドイツのSchmidts(シュミット)社製のハブダイナモを導入しようと心に決める。

  ネットで検索。このライトも国内では非常に高いが、ヨーロッパ圏ではとても格安。物色の結局イギリスのショップから 「Schmidts Hub Dynamo SON deluxe」 のブラックを購入。

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ついでにBD-1用にとシルバーも注文。なんせ国際便の送料は高いのでまとめ買い。それとライトのとりつけアダプターもそのショップは取り揃え豊富だったのでいくつかチョイス。

待つこと10日ほど、荷物追跡サービスによるとそのうち税関通過に4日程かかった。何かに形状が似ているせい?手元に届くやいなや、ホイール組みを依頼…待つこと一週間。

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手前がSchmidts(シュミット)社製。チャッチャッと換装…シマノさんお疲れさま。

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新旧の比較。

前のライトは、テールランプ用の回線を利用して昼間スモールライト用にそのまま利用。このハブダイナモの以前のモデルは、昔のドイツ軍の戦車みたいに無骨だったが、球体部分はテニスボールまたはみかん程の大きさでかわいらしくなった。まさに日本人好み?なので普及してほしいな~。

ライト装着

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取り寄せたアダプターでVブレーキの台座にセッティング。ここでも便利グッズが活躍

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AKIWORLD製 V-BRAKE LIGHT BRACKET(Vブレーキライトブラケット)

使用していないVブレーキ台座を有効活用できる優れ物。

え~と。大晦日の晩餐が始まるのでとりあえずおしまい

 校正もそっちのけ藤兵衛であった。

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コメント

ハブダイナモは、回転上げるとを電圧でなく電流が上がります。
そしてこの電流値には上限が有ります。
2.4wは0,4A
3.0wは0.5A
これより電流値はあがりません。

6v-3wというハブダイナモは、どんな電圧の機材にも0.5A流そうとします。
つまり電球の電圧が
6Vの時 6v✕0.5A=3W 
9.6Vの時 9.6V✕0.5A=4.8W

LP-R600の電球が余裕をもたせてるわけではないことがわかりますね。

では何故LED電球が壊れたのか。
LED電球は7.2Vつまり7.2V✕0.5A=3.6W
この出力はハイパワーLEDの領域です。
見たところ砲弾型LEDが数個入っているだけのようです。このLEDは20mA~50mA程度までしか流せません。

ハブダイナモ用ライトを買った知人がこの記事を見て慌てていたため書込させて頂きました。

投稿: 匿名 | 2014年2月 4日 (火) 17時15分

匿名様

コメントいただきありがとうございます。

このブログ自体すっかり置き去り状態でした。たまたま、ある事件で、ふと感じたことで、書き記るそうとした処貴殿のコメントに気づきました。

当方の至らぬ処フォローしていただきあり感謝申し上げます。

投稿: 藤兵衛 | 2014年2月 5日 (水) 21時28分

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