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2011年9月の3件の記事

トレンクルにご褒美

さて、怨念をほとんど晴らしたトレンクル。そこでちょっとドレスアップ

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Rixen & Kaul のコンパクトパッグAM813(W11xH19xD9cm)

このところご無沙汰気味のセミリカンベントS17で使用していたものを活用。

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専用のミニアダプターを装着するだけで簡単に着脱でき他の自転車とパッグを共有できる。Rixen & Kaul のバッグはいずれもシンプル質実剛健で藤兵衛のお気に入り。 別の大型バッグやフロントバッグを通勤用に愛用しているが、このミニアダプターとは別な規格の大きめなアダプターなのでこの小粋なコンパクトな手提げバッグとは互換性がない。う~ん、このバッグ、誂えたようにトレンクルと相性ピッタリでいい感じ。

そこで、調子に乗って、死蔵していたもう一つのアイテムを装着。

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ロードバイクを売り飛ばしたため、使い途のなくなったサドルパッグ(たぶんShimano製)のお下がり。そういえばロードバイク手元に一台も無いぞ!!??

お~っ、いい感じ

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何と言っても、ウイリー転倒の時ついたサドルのお尻の破れ傷が目立たなくなった!早速パンク補修グッズや予備チューブ収納に利用しよう。ママチャリ同然のイギリス式バルブ(上位モデルのトレンクル6500はフレンチ標準仕様!)の虫ゴムヘタレのエア漏れは度々あったが、近距離をちょこまか乗っていたせいか10年近くパンクがなかったのは奇跡に近い。いつまでも、運にたよっていてはいけない。備えあれば憂い無し…以前、リカンベントがパンクした時、補修グッズの一部を家に置き忘れ、予備チューブもサイズ違いであることに現場で初めて気づき、すっかり周章狼狽したことを猛省。これで、トレンクル専用に簡易工具や補修パーツを常備携帯できるぞ!~どこかで眠っているミニポンプ入るかな?これもご褒美かな?

 最後に、久しぶりにチェーンなどの駆動系をメンテナンスし、車体をピカピカに磨きあげた。これでわがトレンクル君も満足したであろう。

その証拠?

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紛失したと思ったあのマグネットをこんなところで発見。いや~、自転車って魂(草薙素子風に言えばゴースト)があるな~と実感、愛着、愛着。

…裏腹に、ロードバイクはつれなく売り飛ばしてしまった藤兵衛であった。

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続 トレンクル改造

 前回で、私所有の「トレンクル7500」にまつわる怨念(笑い)に触れたが、恨む程でもないものに「シングルギア」仕様がある。改造マニアなら真っ先に怨念晴らすべく多段化変速化に挑むはずである。改造マニアでなくとも、小学生大沢ヒバリちゃんでさえ、すかさすアオバ自転車店にて愛車「トレンクル6500」に変速機を付けてもらって得意満面…『並木橋通りアオバ自転車店第14巻』92~96頁参照…当然のごとくアオバちゃんは羨ましがる。
 ところが、私は、改造マニアらしくなく「ふっ!若いね」…と大人ぽく笑い流してしまう。そう、私は、正真正銘の小太りの中年の立派な(何が?)「大人」なのである。小柄なヒバリちゃんや若い人なら「シュアン! びゅん!シャオン」とかっこよくきめられるが、

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©GAKU MIYAO 2005

ただでさえ中年オヤジがノーマルな「トレンクル」をシャカシャカとこぐ姿自体が傍目には滑稽にうつること請けあい…う~っ、女子高生の集団に「見て見てぇ~なにあれ~!!」と爆笑された苦い体験がフラッシュバック(汗)。その私を襲ったつらい出来事は、リカンベントを乗る時に、女子高生が出没しそうな場所や時間帯はさけるという回避行動をとってしまうPTSD(トラウマ)となって心に深く刻まれてしまったのである(おおげさ~笑い)。

それに、70kg近い体重を受けてキシキシきしむ折りたたみ自転車は精神衛生上よろしくないし、ブレーキの制動能力もハイスピードに対しては心細い。

   そもそも、携行の便利さが売りの「トレンクル」に軽さを犠牲にしてまでスピードを求めたり、峠越えなど伴うロングライドなど私にとっては全く必要としない要件である。車体が軽い「トレンクル」は、シングルギアでも思った以上に軽快な走りを味わえる。ちなみに折りたたみ自転車のスピード感はBD-1に活路を見いだした訳である。
 私の「トレンクル」改造のコンセプト・方向性は「納得して快適に使える」ことだと、ペダル換装・スタンド装着してみて定まったのである。これまでの改造費は飲み会一回スルーした程度に納まっていし、コストパフォーマンスも念頭に置き、遊んでいるパーツの使い回しも考えよう。おっと、リカンベント山猫君(Lynxx)からとりはずしたAlfine内装8段ハブが遊んでるけど…重くなるのでパス、「トレンクル内装11段化」はもちろん圏外(笑い)

   怨念の一つといえば、購入直後の痛い経験…嬉しさのあまりはしゃぎ過ぎ、段差を乗り越えようと、小径車に乗っていることを忘れ景気よく「えいや!」と前輪を持ち上げた途端、車体がウイリー状態となり、あっと言う間も無く車体ごと後方へ回転し背中から転倒して危うく後頭部を路面に強打しそうになったこと。まあ、単に自分が間抜けだったのであり、「トレンクル」の責任ではない。まさしく痛みを伴う教訓となったわけ。その自転車の特性にあった乗り方を見極め、危険をともなう無謀なことは2度とやらなければ済む話である。その時ついたサドルの尻に残る破れ傷を見るたび自戒している。

 それよりも、購入以来、違和感を感じていたのは、あの握りにくく回しにくいそっけない「T字型」のハンドル!。そもそも、クロスバイクのフラットハンドルでも、両腕を「八の字」のように広げて握ることに不自然さを感じていた。その疲れやすく操縦しにくさに辟易し、ハンドル両端にバーエンドバーをつけるも却って状況は悪化。そこで、幅の狭いドロップハンドルに交換した途端、ウソのように操縦感が安定したという経験上、ハンドル交換のできない「トレンクル」のハンドルは宿痾のような存在であった。これぞまさしく怨念(笑い)

  そこで、その怨念晴らすべく「トレンクル・ハンドル快適化」プロジェクトを発動した次第である。
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  ○月某日

 改めて「トレンクル」のハンドル幅を測定すると、46cmと小柄な車体にしては長大であり、14インチタイヤを弄んでいるとしか思えない。
 とりあえず試しに、これまた固く握りにくいグリップを外して、先述のロードバイク用の不用となったパーエンドバー(舌を噛みそうなんで以下エンドバーと表記)を装着してみる。ついでに、BD-1から取りはずした高価なブレーキレバーも左側に仮付けし具合を確認。

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正面からだと、車体と不釣り合いなハンドルの長さがはっきり見てとれる。

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  ネットで検索したら工房赤松で、ハンドル交換できるようにステム改造を受け付けているが、これは、新しいハンドル代その他ふくめると、飲み会1回分ではとても賄えなくなるのでスルー。同工房はマニアックなトレンクル改造パーツがあるので改造マニア必見

 閑話休題…このバーエンドをつけた姿から、BR-1ボルホーン改造(未紹介)からヒントを得ることになる。そう、ハンドルをブルホーン又はドロハン並に短くカットしてしまえばいいのだと思いつきパイプカッターを取り出した。

ハンドルにセットするもしばし戸惑う。なにしろ元に戻れなくなる…。

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…目を閉じて…心鎮め深呼吸…息をとめ…眦を決し「くわぁ~」とまわし切る。

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先端から5cmカット。左右合わせて10cm短くなった訳である。
これで背水の陣の如く、ただ前進するのみ…

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ハンドルは、不倶戴天の敵から酷い仕打ち受けむくれたかのようにそっぽむいてしまっているが、有無を言わせず、すかさずパーツを装着。

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結局、故あってオリジナルのブレーキレバーを再利用、ソフトタイブのグリップをねじ込み、チャチャッと、かのカーボン製のエンドパー(Trion BE-103)を装着して一丁あがり~。今回のパーツは使い回しのものがほとんどで、お代は居酒屋のおつまみ1~2品程度かな?

手前味噌ながら中々いい感じ。早速握ってみる。

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ソフトタイブのグリップは前の固いグリップが嘘のように握りやすい。ドロップハンドル並の肩幅と同じハンドル幅となり、エンドバーも俄然グリップ感が増した。そのため、エンドパーを握ったままでもハンドルを小幅にコントロールでき圧倒的に操舵感が向上した。そもそも自転車では走行中の大きなハンドル操作は転倒を招くだけであって必要のない動作である。長めのフラットハンドルの両端(またはエンドバー)を握った両腕「八の字」型ポジションで、ハンドルぶんぶん振り回すのはいかに不自然だったかを、今回実感することができた。

 また、下段の写真のように、オリジナルのハンドルは取付角度を変えるだけで思わぬ効果を引き出した。エンドバーを握ったままブレーキレバーを操作できるのである。より確実にレバーを引くには、先端が長く湾曲して突き出たギドネットブレーキが効果ありそうだが(BR-1のブルホーンハンドルに装着で実証済み~未紹介)、ゆっくり走る分には現状で充分。また、かさばる荷物を持って移動することもないので、通勤用自転車で愛用しているRixen & Kaul のバッグをとりつける大型のアタッチメントの装着は今回見合わせた。小さめのバッグをつけるアタッチメントはいけるかも…。

これで、本体改造の目的(怨念返し)は充分果たしたかな?(笑い)

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折りたたむとエンドバーがあらぬ方向に突き出ている。きちきちで収納に手間どった怨念(笑い)のトレンクル純正のキャリーバッグでは泣かされるのは目に見える。しかし、一回り以上大きいBD-1が納まる「ちび輪バッグ」があるので、問題ないだろう。
いずれ今回頻出しているBD-1のカスタマイズについて紹介するおりに触れたいと思う。

 「怨念の」枕詞をトレンクルから何とかはずせた藤兵衛であった

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唐突にトレンクル改造の紹介

台風12号は紀伊半島に甚大な被害をもたらした。(お見舞い申しあげます。)
台風一過、一転してここ関東ではカラッとした秋晴れ。今年の夏は猛暑と台風・長雨などの物凄い湿気の襲来にすっかり辟易。仕事は何とかふんばるも、私事に関しては全くモチベーションがあがらなかった。思い返すと春の大災害以来、公私とも色々な出来事がおこり、音楽や自転車による気晴らしの趣味ネタは溜まる一方なのだが、その頃以来気が乗らずブログ更新さぼり気味というていたらく。
  朝夕、涼しくなったので思い立ってブログ更新といった次第。日増しに夜が長くなる秋、たまってしまった出来事を時系列を気にせず思いつくままにしたためていくつもり…。

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某月○日

この春以来、職場に車に積み込んで近場の出張で活躍している自転車がこれ…。

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こき使われたあげく夏バテでへたってしまった訳ではない。

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組み立て直すと…お判りの通りPanasonic「トレンクル」

10数年前に地元の自転車屋さんで10万円ぽっきりで購入したもの。

 列車やバスに気軽に持ち込めるコンパクトサイズ、チタン製フレームにより超軽量を実現したといううたい文句と破格の値段でも話題となった折りたたみ自転車である。そのうたい文句に惹かれ購入しようと、昔無料でパンクを修理していただいたことのあるその店を訪れたわけだが、量販店と違い値引き率が低いことに気がついたときはあとの祭り…今更ひやかしだとはいえない。何よりもたかが小型車とたかをくくっていた間抜けな私は、お目当ての上位グレード「トレンクル6500(重量6.5kg)」は17万円あまりと初めて知りあわてふためいた訳である。自ずと、カタログにある下位グレードの「トレンクル7500(B-PEMT223)」重量7.5kgに目がゆく。1kg重くなるが7万円も安くなるということと、ライトがサービスということで妥協したという曰く付き。その当時、リカンベントやロードバイクとかには全く関心なかったので、自転車に大枚をはたく、軽量にこだわるという感覚が理解できなかった。収納(キャリー)バッグも必需品と教えられ、専用バッグ込みで、たかが自転車に12万円超をそそぎこんだ後悔に近い後味が残る買物となった。今ならためらわず無理してでも6500をチョイスし、低価格の汎用バッグやライトを見繕っていただろうが…。

…ちなみに、羨ましいことにお目当てだった価格17万6千円なりの「トレンクル6500」は小学生大沢ヒバリちゃんがゲットして彼女の愛車となってしまったのである。お友達?の峠アオバちゃんも悔しがることしきり。…『並木橋通りアオバ自転車店第13巻』~68・70・90頁参照…(笑い)

  新型の「トレンクル6000」に至っては価格30万円を超えると聞く…うあ~ッ!さすがにこれは無理…う~っ、あの時7万円おしんだことが怨念となって蘇る。

しかし、通勤や出張(特に車が事故って使用不能の折り電車に持ち込んで本領発揮、車に積んで旅先の足としてもとても重宝する。東北を車で一周した時、あの大津波で被災した気仙沼港の街中をこの自転車で散策したのも遠い想い出。

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月改まった某日

かねてよりちょっと気になっていたペダルをついに交換。

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左がオリジナル…といっても「MKS(三ヶ島)製 FD-5」、クランク側にある黒い針金状のレバーをひき上げて折りたたむのだが、この操作が意外と煩わしい。しかも、見かけはごついくせに使い込むうちにキシキシ音をたてはじめた。そこで、最近たまたまネットで目にした写真右側の「GP(ギザ プロダクツ)製 105 9/16」の折りたたみペダルに換装 してみた。ペダルをクランク側に押し込むだけで簡単に折りたため、慣れると爪先でも操作ができるすぐれもの。重さ360gとオリジナルより30g軽い分、ちょっとキャシャな感じがするが今のところ問題なし。

  換装後、やはりもう一つ気になっていたことを改善することとなる。軽量が命のトレンクルはスタンドを省略してある。ただでさえ小径(14インチ)タイヤと重心の高い車体…壁に立てかけるとすぐに転倒する始末でハラハライライラ。コンビニなどで寝かして駐輪するならば、まるで「捨ててあるので持っていってください」のサインをだしているようなもの。これまた一つの怨念?となる。

  お~っ!インターネットは便利だ。10数年前とは比べ物にならない情報量。専用スタンドが販売されているではないか!

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早速取り寄せて取付開始。

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後輪軸のナットを外し取り付けるだけなのだが、その部分に鎮座している得体のしれない先客を発見。スタンドの取付説明書でこの謎のパーツの正体を知る。実は先端の黒ずんだところにマグネットがついていて、折りたたんだ時に前輪軸の袋ナットの頭の部分を吸着し固定するものだったのである。肝心のマグネットは、いつのまにか消失してしまって役立たずになっていたのだ…その間何の不自由も感じていないという呑気な藤兵衛。不幸中の幸い?スタンドを装着するにはこのパーツは取りはずすこととなり、文字通り無用の長物となったのである。

トルクレンチで、しっかり装着。下方に手術で摘出した盲腸同然になりはてたあのパーツ。

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かくして10数年の恩讐を乗り越え、ついにトレンクルに自立の時が訪れる。

その雄姿

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じ~んと何か込み上げてくるものが…。

あ~っ、また胸がさわぐ。ここまで来たならば、もういくつかの怨念をはらさでおくべきか…

まだまだ、いじくられる哀れな?トレンクルの運命やいかに…(つづく)

またまた改造熱にとりつかれた藤兵衛であった。

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