省エネで楽器も大変
梅雨が明けた。
カンカン照りの本格的な夏の到来。梅雨時のジメジメから解放されたのは何よりも嬉しい。リュートやガンバにとって湿気は大敵。例年はエアコンの世話になってなんとか凌いでいたが、今年は節電対策でエアコン自粛。蒸し暑さで気力も萎え、楽器をケースから取り出すのをためらう日々が続いた。そんなある日、ついに耐えきれず今夏初めての冷房のスイッチをいれる。満を侍してガンバを手にすべくケースを開けたところ最高音のガット弦が切れていた。しかも、先日手に入れたばかりの松脂が…
暑さで溶けかかってグニャと変形…。さすがに硬めの右の松脂は羊羹の形状留めているが…
柔らかめの松脂は真夏時には冷蔵庫に保管する必要があると、どっかで聞いた気がするが、実物を眺めると驚きあきれるばかり。そういえば隣接する熊谷市では先月最高気温39.8度を記録している。その時の暑さの仕業か?
梅雨明け後も、最高気温37度の日々が続く。
リュートの方は恐ろしくて今だケースを開けられず…どうしよう?
9月の定演を前に戸惑う藤兵衛であった。
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コメント
高価な楽器のためにも適度な冷房は必要ですね。
他にも大事なものがたくさんあるはず。
昔と違って気温は10度違いますからね。
冷房ナシではなかなか大変です。
投稿: chiharu | 2011年7月16日 (土) 17時01分
chiharuさん
コメントのご返答すっかり遅れてしまいました。
楽器がだめならばと、新車にへと走ってしまいました。
大友さんの改造の問い合わせ以来調べているうちにBD-1にすっかり魅了されてしまった次第です。ウワサ以上にいじりがいのある名車です。
投稿: 藤兵衛 | 2011年8月 7日 (日) 23時06分