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2011年6月の1件の記事

きっかけ

久しぶりのブログ更新。

仕事に疲れて楽器を弾き終えると書斎の椅子でウトウトしてしまう日々が続いた。その間、古楽器や自転車その他諸々のブログネタはたまる一方。ところが、何から書いていいか思いあぐね、結局は、あ~、めんどくさ~と書くタイミングを失い、冒頭に述べた体たらくと相成る。楽器もリュートばかり弾いてたので、そろそろヴィオラ・ダ・ガンバをかまってやろうと思っても、管理がやっかいな梅雨の季節、楽器を取り出すに気が引ける。自転車も雨が続き思うように乗れない。先日、満を待しての休日ライディングがパンクして転がして帰るという最悪の事態となった。自分の整備(準備)不足のせいで修理ができなかったのだ。う~ん、すっかり、ずぼらが身についてしまったようだ。このままではいかんぜよ!ととりあえず「プログ更新」で活路を開くべく、最後に書いた記事を開いてみた。奇しくも、その記事で、以前ガンバから今のリュートにのめり込んだ時の状況を思い出した。ある記事を見てリュートの奏法を思い切って変えてみようと思ったのがきっかけだったのだ。(そういえば、この顛末を紹介するといってすっかりすっぽかしている。)

  以前から「ガンバでやりたいな」と考えていた「あること」を決行することが「きっかけ」になるぞと気づいたのである。只今、震災を機に我が家の電灯のLED化を推進したり、あれしたりこうしたりで物入りが続き金欠状態ではあるが、幸いなことにその野望はさほど費用がかからないささやかなもの。今果たずしてなんとする!

…と奮い立ち、先日手に入れたのがこれ…。

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そう、弓に塗る松脂。英語ではRosin。

昔、野球中継での「投手が老人袋(実はRosin bag)を手にした」というアナウンスが意味不明だったのが、そのままだとなめらかな馬の尾毛の弓を、弦と摩擦を起こさせるために塗らぬばならぬと体感し、その重要性を知る。

初めてガンバを手に入れて以来使っていたのが、ドイツのPirastro社のもの。身近でヴァイオリンやチェロを弾く人が使っていたので何となく。右端のGold Rosinからその左上にある Oliv Rosin Evahに乗り換えてもみた(真ん中の黒い固まりがそれ)が、初心者ゆえその違いは対して実感できず、しょせん、こんなもん?と甘んじていた。この小さな固まりでも、落さない限り(初代Gold Rosinはすでに粉々)、アマチュアレベルだと結構長く使えそう…それで満足??

   そこで思い切って他社の松脂にトライしてみよう思った次第。どうせならと2種類を取り寄せる。

その1

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 こちらは、ずばりバスヴィオール/バロックチェロ用と銘打ったギリシアのMELOS社のもの。透明で柔らかそうな質感。

その2

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その形と色はまるで羊羹の切れ端。こういう形も初めてで新鮮。こちらは、昔の製法をもちいたというAquila製。そうリュートのガット弦でもお馴染みのあの会社。ヴァイオリン用らしいが、チェロやガンバでも広く使えるという触れ込みを信じて購入。こちらは見かけによらず固く粒子も細かい仕様。色も黒く、前者の松脂とは対照的。二つともしゃれた小袋入り…これぞまさしくロージンバッグ=巾着(笑い)

 とりあえず、後者のAquila社製を使いだしたが、高音の伸びが格段に違うのが実感できた。こんなにも違うのか? ! !? …MELOS社製も楽しみ。

 というわけで、松脂をきっかけに新境地が開け、只今ガンバに夢中。各松脂の代金は2500円程、合わせて飲み会一回分、二日酔いもなく長く楽しめる。

  …う~ん、白状するとついでにとスペアも含め弓の毛替え5000円×2本分も飛んで行った。飲み会は当分控えなくては…へたすると無期限謹慎?…。

 あの~その~。実は…つい…魔が差して…

   物欲がさらにエスカレートしてしまった藤兵衛であった。

                              …      …     …  新しいガンバ…

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