Alfine 内装11段 Inter-11やっとお披露目!
今日は雨、放射能の影響はさほどなかろうが外出もままならないので、ここは一服するとしようか。
先の記事で触れたように昨秋発売予定のShimanoの11段内装変速ハブ(Hub for Inter-11 Disc Brake)SG-S700がやっと届いた。震災後、少し落ち着いたところで紹介したい。
予約注文していたショップにリカンベント用に26インチリム(Alex A-ClassリムDA-16)にホイール組みしてもらった。ついでにブレーキディスクをはじめスプロケット/チェーンガードとカセットジョイントも取り付けてもらう。組み立て方は基本的に8段と同じなので、自分で組み立てる方は藤兵衛の過去記事がご参考になれば…
本体ハブを含め構造は基本的に以前の8段SG-S500と同じでスプロケットは8段用のCS-S500(20T)を使用しているが、カセットジョイントは11段対応のCJ-S700となった。
カセットジョイントはご覧のように8段に比べて極めてシンプルになった。写真では分かりにくいがシフトレバーとの調整合わせの黄色セットラインも8段では窓越しに行ったが11段ではむき出しの状態。
ハブ本体の形状もほとんど変わらないが、性能の向上に伴って大きな仕様の変更がある。
写真真ん中のクレーター状の突起部分がそれ。左側にオイル注入を示すシールが貼ってある。製品説明書には、使用開始から1000㎞で最初にオイル交換を行い、その後は2年ごと(頻繁に乗った場合は5000㎞ごと)といった具合に定期的にオイル交換をする必要があると書かれている。当然の如く純正オイル、専門メンテナンスキット(TL-S703)を使用してショップでのメンテナンスを推奨している。メンテナンスキットに取扱説明書があるというが、「右側のシールを交換するときはTL-S704を使用してください」との現時点では意味不明の断りもある。う~ん、面倒だが性能と引き換えでいたしかたないというところか…。
11段専門のシフトレバーSL-S700…真ん中に6(!)の数字を配置して11の数字が窓に踊る。しかし、作りは8段の方が堅牢なのは否めない。下のレバーAは軽いギアへの変速。上のレバーBは重いギアへの変速用。両レバーとも最大2段分の一気変速が可能なマルチリリース、レバーBは押しても引いても双方向に解除ができる2-ウェイリリース機能があらたに加わった。実装後の操作が楽しみである。
ブレーキケーブルのカセットジョイント取付部の形状も大きく変わった。カセットジョイントのプーリーに先端のインナー固定ボルトユニットをはめ込むという取り付け方は同じだが、ボルトからアウター受け体の前後に蛇腹状の長いラバーベローズとラバーカバーがついた。またアウター受けからナットまでのインナーケーブルの長さも184mmと8段よりも長めとなっている。現在の8段で使用しているインナーを転用できるのかしらん?
ご覧のようにアウター受け体受け部がシフトケーブルが接続されるのを首を長くして待っている。今日は雨、日常生活が落ち着いたら取り付けるからしばしお待ちあれ。
宿願のものを手にして少し元気がでた藤兵衛であった。
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