リカンベントOSS改造~5
さて、そろそろ昨年のお仕事の報告をおわりにしないと…。
シフトケーブルをフロントブームに挿入しディレイラーやその他パーツを再装着した図。
ディレイラーの下部から突き出ているのはバックミラーやサイクルコンピュータを取り付けているトピーク製のバーエクステンダー。これは大変重宝している。ついでにライトも新調、車体と同じブラックにした。
ハンドル周りの仕上がり、ケーブルーの長さを試行錯誤して調整し取り回す。こうしてみると普通の自転車とは異質の形状のハンドル姿であることが判る。あえて赤いケーブルにしたことでアグレッシブな印象を与える。
フロントディレイラー(SHIMANO LX)用の3速シフトレバーはカラーがシルバーしかないのでSLX用のブラック仕様をを装着している(ハンドル左側)。調整に手間どったが変速シフトは問題なく動作している。
ブレーキーレバーは、元々ついていたAvid製のものをはずして、ドロップハンドルに換装して不要になった通勤用クロスバイクBE-ALL BR-1のSHIMANO製のものを転用した。 先にVブレーキを同社製のディスクブレーキに換えていたのだが、生き別れの兄弟が出会った様なものだ。また写真右側にあるのは自転車用カーナビをとりつけるためのもの。USSハンドルでは取付できなかったが、OSSハンドルに換えたおかげで、リカンベントで活用できることとなった。後述紹介したい。
ハンドル右側には、ALFINE 内装8段変速リアハブ用のシフトレバー。やはり、USSの先端よりもこの方が自然に操作できる。ちなみに、グリップはBBBのソフト仕様のもの。これは握り具合がよく疲れ知らずでお気に入り。
ハンドルの長さや角度、ブレーキレバーやシフトレバーの取付位置(角度)を調整。これまた推奨データを持ち合わせていないので、まさしく手さぐりでペストポジョンを決めて行くしかない。矢印の先にある小さなボルトも大事な役割がある。↓そのアップ。
ハンドルは前後に大きく可動するようになっている。ハンドルは最大限前方に下の写真のように倒れるが、これは乗車や操縦上意味がない(ペダルを踏む姿を想像できない…笑い)
ハンドルの可動の目的は、乗車をしやすくするためなのである。
通常は上の写真のごとくハンドルを立てて握りながら、フレームにまたがりシートに腰を降し、そしておもむろにハンドルを引き下ろすのである。その動作はSFのメカぽくってけっこうかっこいい。そういえば大友克洋のアニメ 「アキラ」の主人公金田のバイクもこんな感じだった。
その引き下ろし角度を決めてストッパーの役割をするのが先のボルトである。この角度もハンドルを握る運転姿勢にも大きく影響するので調整は欠かせない。
とりあえず、これにておおよその換装作業終了。
あとは総合的に各パーツの取付を調整して更にペストポジションを会得するのみ。色々経験値を高めていきたい。顔に近づいて視認性抜群となったナビをつけて行動範囲も広げてみたいところだが…年が開けてから、休日は休日出勤や野暮用と冷たい強風にたたられて乗車もままならない。
春が待ち遠しい藤兵衛であった。
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