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2010年11月の3件の記事

新携帯はヤマネコ君 の弟分?

  今持っている携帯電話がだいぶ古くなってきた。そろそろ買い換え時。

 そもそも特定の人との連絡用と非常事態用と割り切っているので電話機能とカメラ以外には興味も関心もなかった。メールもPCでチェックするだけで大抵のことは足りている。そんな自分にとって、現機種は、クリアボタンを押すと「iチャンネル未契約です。」といちいち表示される ので、とても煩わしく辟易している。色も、購入時お目当てのブラックの在庫がなく入荷の見通しもたたないということで、不本意のホワイトに甘んじたことも、愛着がわかない原因の一つ。自ずと鞄の奥にしまい込んだり、自宅の机上に放置されるようになり知人らに迷惑かけることが度々。そんなことをなくすには、いじりがい(魅力)のある携帯が一番と気がついた。

 そんな折、スマートフォンに興味津々。といっても、最近、奢りと傲慢さが鼻についてきたアップル(昔は、我が道を行くという異彩を放っていてとても魅力的だった)は圏外。…とすると自ずから対象は絞られてくる。

 先週、たまたま新聞広告で目に飛び込んできたのが12月発売予定のドコモの「SH-03C」。 予約受け付け開始ということなので、早速、週末近所のドコモショップに飛び込み、幸運にも(お店の人にいわせれば最後の一台とか?ホント?)予約できた。

なぜ、この機種?
「3D映像」が見られるとか、「ワンセグ」「財布」など、スマートフォンとして初機能がついたことなどはどうでもよく、愛称(ポケットネームとかいうらしい)が「LYNX」なのがお気に入り。つまり我が愛車リカンベントとおそろい(色もおそろいのブラック)なのだ。もっともこちらは正確には 「LYNXX」…何かの事情でモデル切り替えの時に「X」を付け加えたらしいが、その分いかにも兄貴分という感じがする。
 そんな安易な理由なので、スペックもろくに知らないいい加減さ。店頭にこの機種のカタログもなく、しかも、店員さんから「予約購入するにはあれこれ契約することが前提」と念を押されたが、「パケ放題」位しか覚えていない。まあいいか。愛着度抜群になりそう。12月3日(金)発売の噂が立っている。

 でも使いこなせるか心配な藤兵衛であった。

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アルフィーネ狂想曲第2楽章

シマノから今秋発売予定とされたALFINE Speed-11 SG-S700 内装変速機(11段変速)、略して内装11段。
  9月末には出るのではないかと期待されていたが、木枯らし吹けども一向に発売されない。Wiggle社など海外の通販ショップでも予約を受け付けているところもあるが、納期予定が徐々に後へ後へとずれ込んでいる。国内のいくつかの有名ショップへ問い合わせしても、ただただ「未定」との取りつく島もない虚しい答えが帰ってくる。中には、「(予約の)取り扱いもお取り寄せもしません」というつれない回答もあった。しかし、ありがたくも丁寧に調べていただいたお店もあり、どうやら発売は年を越しそうなのは確実であるとの情報を得ることができた。最近サイクルモードが開催されたが、仕事に疲れて(人込みにはとても耐えられない)赴くのをためらってしまい、会場でシマノさんから最新情報を直接聞くチャンスを逃してしまった。

 まあ、来年の温かくなるころには出るのだろうと一人合点。
その時には、一番期待している純正700C完組ホイールWH-S501(現行内装8段ハブ組込み24本スポーク仕様)の後継ホイール(推定品番WH-S701)も発売されるかなぁ?

  とりあえず、情報くださったお店が親切にも本体ハブと周辺パーツのセット予約を受け付けてくれたので一安心。

  とらぬ狸の何とかより熊のように寝て待つことにする藤兵衛であった。

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秋の夜長はガンバと羊飼い

秋も深まり、夜長を如何に過ごさん…。
と問うまでもなく古楽器三昧。
定番のバロックリュートやヴィオラ・ダ・ガンバのみならず普段ご無沙汰のバロックギターなども楽器も膝に乗せる。
  しかし、つれなくしていた楽器程、その楽譜(タブラチュア)の解読に悩まされ、結局定番の楽器に回帰してしまう。そんな時は、どうしてもパァ~と気分転換ができる曲が弾きたくなる。う~ん、でもヴァイスの『不実な女』ではちょっと…と思いあぐねていたところ、先日この組曲に含まれているミュゼットを調べていて興味をもったニコラ・シェドヴィル(Nicolas Chedeville 1705~1782)なる人物を思い出した。

  彼は、フランス貴族(宮廷)の田園趣味に合わせ、このミュゼットという楽器の普及に尽力している。

Musette

この楽器の演奏家としても優れ、その作品どころか楽器も製作改良している精力家だが、音楽史においてはマイナーな存在である。
    だが、年季のはいったバロック音楽ファンなら、彼の曲を知らないはずがない。皆川達夫氏が担当し日本にバロック音楽を普及させたあの往年の名番組NHK-FM 『朝のバロック』のテーマ音楽が彼の作品なのである。

この曲は長年ヴィヴァルディ作曲の「ミュゼット(ヴィエール)、フルート、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集『忠実な羊飼い(Il Pastor Fido)』Op.13」として親しまれていた。月~金曜日朝6時に流れるそのいかにも牧歌的なフルートの調べ(演奏者はランパルだったか?)は、その6曲からなるソナタ集第2番ハ長調の第1楽章プレリュードである。このソナタと最後の第6番ト短調のソナタはリコーダーでもよく演奏され、私も昔よく吹いていた。
  今では、ミュゼットを普及させんがため(あるいは一攫千金を夢見て)、有名なヴィヴァルディを語って1737年に彼が出版したことが判明している。いかにもうさん臭い話ではあるが、この2番のソナタの素朴な牧歌的な美しさには魅了される。
  久しぶりにこの曲の楽譜を探しだすが、今更リコーダーでもなかろうとヴィオラ・ダ・ガンバでトライしてみた。思った以上に豊かに響く上に、飾り気のない単純な旋律は何と弾きやすいことか。
  そこで、腰を据えてガンバ用に楽譜をおこしすことにした。ハ長調からヘ長調に移調して音域をあげることでより明るく演奏面でも容易にすることが出来た。

  懐かしの第1楽章 

Past_fido_1

  第4小節の後半は、こうでなくては…とランパル流?
う~ん、ガンバによく馴染みとても幸せ。

  第2楽章

Past_fido_2

これまた軽快。冒頭の音型(ボーイング)はバッハのカンタータのアリアにも見られる胸踊る喜びの表現。フレーズの繰り返しがいかにもヴィヴァルディらしい。

第3楽章 サラバンド

Past_fido_3

リコーダーでは、いま一つ表現しきれなかった息の長さが、ガンバでは味わい深く音をつなげることができる。美しさ再発見!

そして最後の第4楽章

Past_fido_4

単純な舞曲風で乗り乗りイケイケと思いきや、後半部はかなりエキサイト

Past_fido_4a

お~っ、唐突に現れる何と弾きがいのある16音符

Past_fido_4b

感極まったかのように飛び跳ねる。

こうした単純なフレーズの執拗な繰り返しはあのヴァイスのリュート曲にも通じるものがある。
   しばらく、このソナタにはまりそう。

  秋の夜長の癒しを見つけた藤兵衛であった。

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