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ついにプロジェクト最終局面突入

 やっと本日、この藤兵衛愛用のリカンベント「山猫君」Optima Lynxx の快適化計画すなわち『内装ギア化、ディスクブレーキおよびコンフォートシート換装プロジェクト』に必要な関連のパーツがほとんど手元に揃った。

 構想に半年費やしたこの(略して)「ADBCプロジェクト」が始動したのが、ちょうど1か月前。だが、今回は最新のALFINE 11-Speed(内装11段)化を見送り、暫定的に旧製品の内装8段化に甘んじた。その苦悩と苦難の足どりを振り返る(笑い)

   思い起こせば今春のこと…

 来る秋に内装11段が発売されると聞き、この夏にかけて構想を塗り上げる。
 (妄想を膨らませると言った方が正確かも…笑い)

  その動機

  1. リカンベントの後輪ディレイラーは頻繁に愚図り、チェーントラブルを度々誘発し、しばしば路上で立ち往生に見舞われてきた。メンテナンスが楽な内装ギアは魅力。
  2. 発進時ふらつきやすいリカンベントにとって、停車時でも軽いギアにシフトできる内装ギアは非常に便利。
  3. 付属のVブレーキは、調子や使用感もいま一つしっくりこない。
  4. スピード仕様の24本スポークは、荷重に耐えられるか不安…実際に購入まもなく前輪スポークが破断するトラブルに見舞われた。なんか後輪のスポークもよれてきている。ツーリング仕様の32本スポークホイールに換装すると耐久性が増す。
  5. 通勤用バイクでALFINE内装8段とディスクブレーキを愛用している私なので、人一倍その恩恵を享受している。

 そもそも、この藤兵衛、寝そべって乗るリカンベントに対して、スピードよりも快適さを求めているで、何より安心感が大切というポリシーに従い、このプロジェクトを立ち上げた次第である。

 そして夏…

 イギリスのWiggle社でALFINE 11-Speed(内装11段)の販売(予約)を扱っていること知る。
関連部品の発売の情況が見えて来るまでジックリ様子をみることとし、 妄想を膨らませる。いろいろなイメージをつくりあげ、ネットをググりまくって、最低限必要不可欠なパーツを容易に入手できる順でリストアップしていった。

9月…プロジェクト始動。

  頭が少し冷えた今思い出すと、猛烈な酷暑と急激な円高でとち狂ってしまったとしか思えてならない。連日気温は35度を超え、ドルは85円を切り、確かユーロも110円をはるかにしたまわっていたと記憶している。

 まずは、換装するLynxxの製造元オランダのリカンベント専門メーカーOptima社からディスクブレーキ対応の20インチフロントホイールを9月冒頭に発注。ついでに更なる快適さを求め、たまたま目が留まったコンフォートシートなるものを注文する。

 並行してタイヤ、ディスクブレーキなど周辺パーツを国内のショップに発注。ところが内装ギア装着に必要なALFINE純正パーツにおいては品揃え豊富な有名ショップ「A社」でもほとんど欠品または入手困難な状態。しかし、送料安く素早く手に入れるにはどうしても国内ショップがベスト(内需拡大に少しでも貢献できれば)と、ググリにググッたところ、国内のこれまた有名ショップ「B社」で奇跡的にゲットできた。う~ん、シマノ製品の流通ルートは不可解極まりない。      

 後は、オランダからの商品到着とWiggle社からの内装11段の発売を待つのみ。
ところが、在庫ありのはず商品が一向に到着しない。…じっと待つこと3週間…やっとOptima社より商品発送の連絡があった。おいおい、本当は在庫が切れていたのではないかでないかと疑う。以前注文した時は、すぐ発送の連絡を受けて2週間もかからず手元に届いたのに…。

 その事で不安にかられた私は、痺れを切らして、肝心のWiggle社に内装11段関連について問い合わせのメールを入れる。その結果、同社において本体の発売どころか、そのハブを組み込んだホイールの確実な販売(製品供給)の予定が立たなくなっていることが判明。

 悩み抜いた末、たまたま同社に在庫のあった旧製品の内装8段を組み込んだ26インチリヤホイールと組立に必要なALFINE純正部品を含めて発注することにした。ポンドも安いし…。
 とどのつまり、当初目論んだリカンベント内装11段化は先送り。

 将来11段シリーズが本格的に発売されたら、まずは通勤バイクのリアホイールを換装し、その後リカンベントの内装ハブだけ交換…とここに当初の方針を修正した「ADBCプロジェクトⅡ」が始動(笑い)。

 その数日後、Wiggle社よりホイール発送の連絡があり、同日遅くなってスプロケットが別便で発送されたと再びメールが届く。しかし、他のパーツの納期のめどがたたないと聞き打ちのめさせられる。長期間半端なパーツを持て余すのも酷な話だ。
 そこで再びあれこれググッて、CRC社で残りの必要な部品を見つけた。ところがシフトレバーはブラックの在庫が無いため涙を呑んでシルバーをかわりに発注する始末。もう後にはもどない。行き着くところまで進むのみ…撃ちてし止まむ!なんか自暴自棄になってきた。

 戦前の米英中蘭の連合国による対日経済包囲網になぞらえて、注文済みの商品にMade in Chinaがあれば「ABCDライン」完成だなぁ~と「ADBCプロジェクト」に強引にこじつけて溜飲を下げようとする。はぁ~…(ため息)

…とか言っているうちに一週間程経過。その間、定演で一時別世界にワープ。

 10月に入る… 

遂に三々五々と世界各地から荷が届く。オランダ、イギリスからの航空小包は箱も大きく値段もそれなりなせいなのか、東京税関を通過するまで3~4日費やし600~800円の関税と200円の通関料を取られてしまった。添付されていた関税徴収に関する「不服申し立て等について」の通知によると2ヶ月以内に東京税関長に対して意義申し立てができ、その申し立てが決定された場合、一ヶ月以内に審査請求ができるとあるが、よく判らないし面倒くさそうなので横におく。

  前の土曜日…

 何はともあれ、未着のスプロケットの到着を見越して、この日に組立を始める。その前日ハンドルのグリップを交換や小物が足りないことに気づいた。しかし、こんな時は頼れるのはAmazon。翌日お届け便でしっかりゲット。…だが、ホイールと同じ日に発送された肝心のスプロケットが日曜日になってもついに届かず、あてがはずれてしまった。中途半端に組んだ愛車を横目に待てど暮らせど一向に届かない。結局、先行のホイールより5日ほど遅れて先程到着した次第。驚いたのは、数カ月後入荷予定のブラック仕様のシフトレバーがWiggle社から昨日到着したのだ。同社から発送連絡メールを確認すると、スプロケットよりもずっと後送られている…いったいどうなっているのだか?アメリカから取り寄せのシルバーのシフトレバーは無駄になってしまったが、まあいいやと、早速スプロケットとカセットジョイントを装着しリヤホイールを組み立て終える。アメリカとイギリスから空を超えて送られて来た日本の製品が、ついにここに集い合体し、日米英連合成立!おっと、タイヤはヴェルデステイン社製、チューブとリムテープはシュワルベ社製なので、オランダとドイツも連合に加えねば、やや!リムは何とスイス製!スイスは永世中立なのでこの連合に加われないぞ…などと悩んでいる場合ではない。

すかさずシフトレバーのワイヤーを仮装着してみた。お~っ、いい感じにシフトする。

明日にでも、作業過程の写真をアップできればと思う。

  来る今度の休日…

 満を侍して、いよいよ最終工程突入!

  うぁあ~、土曜日は休日出勤だぁ(涙)。 前回は定演が重なったため耐え難きを耐え忍び難きを忍んで休日出勤を見合わせたので、今回はしっかり働かねば!

 あ~、休日が待ち遠しい藤兵衛であった。

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