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2010年10月の9件の記事

リカンベント改造その後~4 ヤマネコのアキレス腱

リカンベントの改造後の調整の続きというか遡っての補足。

フレームにリアディレイラーをとりつけるためのパーツである
ディレイラーハンガーの補正。

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左は、リアディレイラーを取りはずして新しくチェーンテンショナーを取り付けた直後の写真。
フレームの車軸に引っかけてディレイラー(テンショナー)をつり下げるまさにハンガー。見て判るかのように以前のディレイラーの動作に酷使されたかのかホイール側に曲がってしまっている。ハブのスプロケットとチェーンテンショナーのプーリーとが直線上に並んでいないと、駆動力に大きなロスが生じるどころかパーツ自体の破損を招きかねない。
…と判っていながら、そのままほったらかして最初の試走に臨んでしまった。
  なぜなら、そもそもこのハンガーという部品は自転車ごとに形状が違いまったくと言っていいほど汎用性がない。製造もとのOptima社から取り寄せようにも、パーツのカタログリストからいつの間にか、このハンガーが消えてしまっている。つまり交換しようにも代替のパーツが容易に入手できないのだ。

どうしよう。…と途方にくれていても仕方がない。

  このままじゃいかんぜよと、思い切ってチェーンテンショナーを手で外側にひねってみたら、写真右のようにあっさりと補正できた。このディレイラーハンガーなる部品は意外に柔らかな金属でできている。なるほど、大きな力がかかるこの部分…不測の事態でフレームやハブに大きな損傷を与えないためのヒューズのような役割をしている訳だ。
そういえばこの車体購入直後にいきなりこのハンガーが破損したことを思い出した。こんな補正方法は、いつか金属疲労による破断をまねく。

う~ん、なんとかスペアーを調達せねば…。

   でもまぁ、シングルスプロケットの内装8段ハブに換装したのでシフトによる大きな力から解放されたので、ハンガーも滅多に折れることもないだろうと、楽観視するしかないなぁ。

『ヤマネコ君』の意外なアキレス腱を発見した藤兵衛であった。

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リカンベント改造その後~3

昨日の日曜日はリカンベントの再調整の試走。

一つは、 先日紹介したシートの取付位置の変更とシートの加工
二つめは、チェーンチューブの取り外し。

  施工前

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 座席下のテンションプーリー(チェーンガイドプーリー)から後輪に伸びる上部のチェーンチューブをとりはずした。以前つけていた9段スプロケットでは変速するたびにチェーンの位置がかわり、ポジションによってはフレームをこすってしまうのをこのチューブが保護していたのだが、チェーン駆動のストレスが物凄くかかるため、度々走行中にチューブがはずれプーリーに食い込み走行不能になるトラブルに見舞われてきた。後輪ハブを内装8段のシングルスプロケットに換えたことでチェーンの位置が固定されたからには、このストレス要因を取り除かない手はない。

施工後

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 …とは言え、チェーンを切っての面倒な作業となる。このチューブのトラブルでチューブ取付部分が折れてしまったプーリーについている金属製のガイドを再利用できた。問題は、
むき出しのチェーンはかなりフレームに接近しており擦る可能性が高い。そこで、チェーンステーガードを貼ってフレームを保護する。

  いつもの荒川CRの50㎞コースを試走。シートの座り具合は、ウソみたいに改善された。
前回悩まされた筋肉の痛みも無く軽快にペダルが踏めるではないか。巡航30㎞/hの心地よい感触が蘇る。調子に乗って気合の入っていないロードバイクを2~3台追い抜いた。リカンベントにとってシート位置がいかに重要なのかを思い知らされた。明らかにチェーンチューブとりはずしも相乗効果となったのは間違いない。加えて内装8段の使い勝手にも慣れたようで、車体が重くなったのも感じさせないくらい快適さアップ。

ホンダエアポート隣接の埼玉県防災センターでヘリコプターが離陸の準備をしている。遭難した「あらかわ1」以来の光景に足を止める。機体には大阪府警の「はやかぜ」とある。これから故郷に帰るのであろうか? 

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 ヘリコプターを背景に改造したOptima Lynxx「ヤマネコ君」をパチリ。その他、あれこれ手を加えているのがお判り?そのうち、折りを見て紹介。

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ヘリも無事に飛び立つ。我がヤマネコ君も無事に帰宅。

 内装11段でなくてもご満悦な藤兵衛であった。

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リカンベント改造その後~コンフォートシートの加工

リカンベントの新しく取り付けたコンフォートシートの座り具合がいま一つ。
そのためかペダリングにも支障が出たせいか、長時間乗っていると太股の付けの筋肉が妙にいたむ。そこで、先日、シートをいじってみた。 

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写真の下のは、とりはじた元のシート。装着したコンフォートシートは腰から臀部にかけて幅が広く、底もやや深くなって見るからに快適そうである。実際座り心地も良い。しかし、深く座ることで下方に足を降ろす動作が阻害されたのである。また、シート下部がほぼ四角い形状になっていることも足の動く範囲を制限している。乗り降りもすごく不便になった。旧シートと比べると一目瞭然。

  そこで思い切って下部を加工して丸くしてみた。

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材質はポリエステルなので加工は難しくない。鋸で角を切り落としヤスリで形を整え、その後保護用エッジを巻きなおすだけ。
   フレームに取り付けて座り具合をためす。以前より乗車もしやすくなったが、腰の位置は変わらないのでペダリングの感覚はさほど以前と変わらない。

  そこで、思い切ってシートの取付位置を変えることにした。既に写真に取付位置を変更した穴の跡が見てとれる。これよりももっと前方に取付用の穴を新にあけることにした。こんなに穴を開けて強度が不安だがやるしかない。

さぁて、吉とでるか凶とでるか、ともかく試してみる藤兵衛であった。

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リカンベント改造 その後

 前日の記事を大幅改訂する。

 まとまりも無い意味不明の回りくどい独善的な言い回しと誤字の多さ(例:視認が死人…笑い)に、穴があったら入りたいと猛省。

 昨日、試走した印象、手(足)触りを、(今日は秩父方面に出張して疲れ気味なので同じ轍をふまないように)簡単に報告。

  生憎、朝から季節外れの北風が強かった。行きは追い風にも関わらず、前後のシフトを繰り返して内装8段の具合をためす試走…加えてリカンベント自体久しぶりの乗車…のためスピードが乗らない。車体がより重くなったことに起因することは否めない。また、シートに深く臀部をしずめるコンフォートシートに換装したことで、ペダルをこぐ姿勢や動作が大きく変わってしまったことも原因であろう。前者は、覚悟の上の改装の結果(そもそも、スピードアップを狙った訳ではない)で仕方の無いことであるが、後者は慣れの問題でこれから改良できる余地はある。ギアの感じは、以前よりも全体か軽くなったという印象を真っ先に受けた。ここで、詳細なギア比について述べる気力は無いので詳細な分析は後日に回したい。

 復路は強い向い風にさらされた。逆風と久しぶりかつ不慣れな姿勢による走行で、足の筋肉の思わぬところが悲鳴をあげ始める。リカンベントは背が低いから空気抵抗を受けないとは思い込み(迷信)である。それは極端に背の低いレース用のローレーサータイプに当てはまることである。私のリカンベントようなタイプでは、まともに全身で風を受けることを改めて実感する。背中を丸めて頭を低く下げた姿勢のロードバイクにいつも以上に追い抜かれるのは気のせいではない。

 ヘトヘトになって休もうとして車体を留めても、深く腰を落としたシートから身体をおこすのに苦労する。「慣れの問題」ですまない時は、シート全面を削り形を整えるという手もある。それにはクッション及びカバーの加工も伴う。今回装着した後輪のシングルスプロケット20Tを18Tに換えてみるも面白いかも。また、後部の多段スプロケットのギア移動が無くなったことで、ガイドプーリーからスプロケット上部にまたがるチェーンの位置が固定されたので、それを覆うチェーンガイド(ガード)チューブも取りはずすことも可能となった。ただし、フレームを保護するガードを貼り付けなければならない。全部合わせると、長大なチェーンのなんと7~8割をも覆うこのチューブもリカンベントの欠点(ストレス)の一つである。チェーンが動く際大きな抵抗を生み出さないはずがない。

 強い向い風という最悪のコンディションで、本来の結果を確認できず仕舞いだったが、色々な課題を見つけることができた。 

出張のせいで仕事が立て込んできたので、またもや消化不良文ながら、明日に備えて今日はこれまで…。どうもすみません。

  ちょっと触れるつもりがまたもや長文になった藤兵衛であった。  

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プロジェクトほぼ完成

本日、リカンベント快適化プロジェクトほぼ達成。

昨日は休日出勤だったが、何とか午前中で仕事をきりあげることができた。帰宅後、雨足が強まるが、早速ガレージにて換装(組立)作業開始。前輪は既に換装済み、おもむろに後輪の換装に取りかかる。

  真っ先に、チェーンを切って親の仇のごとくリヤディレイラーを取り外ずす。この長いケージは、長大なリカンベントのチェーンのたわみをうまく緩衝するのにはうってつてなのだが、シフトする毎の動きが大きいため調整を怠るとすぐご機嫌ななめになる。9速に渡る変速を駆使するとさらに愚図りだす。私が使いこなせなかったのだろうが、(最凶の)ストレスの要因は取り除いた方が精神面によろしい。

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  雨足が強まり辺りが暗くなりはじめた。急がねばと写真を撮るのを省略してしまった。

自転車という乗り物は本当に洗練(完成)された乗り物なのだということを改めて実感する。リカンベントと いえど、寄せ集めの部品といえども、規格に基づいていれば納まるべきところにはきちんと納まる。ALFINE内装8段ハブ(ロックナット間距離135mm)に必要パーツを取り付けたホイールも誂えたように(当たり前と言えば当たり前だが…)装着できた。ディレーラーのかわりにALFINE純正のチェーンテンショナーを取付る。ハンガーとの間に調整用ナットを挟み込も必要があったが、それは想定内のこと。

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チェーンを再連結して後輪のディスクブレーキを装着する。

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このリカンベントはオプションでディスクブレーキを取り付けられるようになっていたので、こちらもNo problem.

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  プレートとパットが擦れないように本体上部左右のネジを緩めてベストポジションを探す。写真の左端にブレキーケーブルのアウター受けが備えられているのがわかる。

下の写真は、施工前と換装後の写真。

  ハブ周りがすごくすっきり。内部構造は複雑であろうが、メンテナンスがとても楽な内装システムはのんびり楽しむリカンベントにはうってつけかなとというのが持論。いくら私でも、より軽くより速くがモットーのロードバイクに内装システムを導入しようとは思わない。

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  前3段、後9段のシフトの煽りを受けてディレイラーが前後左右複雑に身をよじっていた訳だが、内装ハブのシングルスプロケットを支えるチェーンテンショナーは、前3段のシフトによる前後3ポジションの変移だけですむ。長大なチェーンも、その分余計なストレスから解放される訳だ。

  また、内装8段と前3段の組み合わせの効果(必要性)についてだが、まあやってみないと判らない。

  夕刻に近づきさらに雨足が強まり暗さがました。土曜日の作業はこれで打ち止め、続きは明日(本日日曜日)と決断する。---------------------------------------------------

そして、今日日曜日。朝、明るくなるのをまって昨日の続き。まだ外は雨が残る。

早速ワイヤーを取りまわす。

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  車体が長いのと、リムちかくに配置されたVブレーキとは違って、ディスクブレーキは車軸に近いところに位置するため、既存のブレーキワイヤーは再利用できず、新しいケーブルとアウターを用意し、長さを見極めて引き回す。シフトケーブルはシフトレバーに付属していたものが長めのものなのでゆとりで対応できた。ついでに既存のAvid製のブレーキレバーをはずし、以前ドロップハンドル化して不要になっていた通勤用クロスバイクBE-ALL BR-1のSHIMANO製のブレーキレバーを取り付けた。これでSHIMANO製品の装着率がさらにアップした。

  またもや写真を撮り忘れる程、面倒くさい作業にしばし没頭していたら、いつの間にか雨があがり、秋とは思えない強烈な朝の日光がガレージに差し込む。日が当たるガレージ軒下の路面がすっかり乾いた頃に、おおまかな換装作業は終了した。

  外に引き出して記念写真。う~ん、日差しがまぶしい。

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  明るいところで見ると、後輪周りがホントスッキリして引き締まって見える。

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アウター(ワイヤー)も以前より目だたなくなっている。予想以上にとてもいい感じ。

ここで改めて、並行して進めていたコンフォートシートの導入について紹介する。

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 上の写真左が新に装着したコンフォートシート。取りはずしたシートを右に並べてみると、幅が広くなり臀部を支える底部もより深くなったところわかる。これぞまさしくコンフォートシートたる所以。しかし、前部がかなり幅広くなったため腰掛けにくくなった。もともとこのシートには本体に取り付ける金具を装着するボルト穴が開いておらず、しかもマニュアルも無いため、自分でその位置を決めて開けるしかない。浅く腰掛けるポジションをとるためより前方にその位置を求めると、シート前部の下にあるチェーンガイドプーリーと微妙に干渉するため、ボルト穴の位置を決定するのにかなり悩んだ。結局、ちょっと深めに腰掛けざるを得ないところに穴を開けるしかなかった。

おまけ…シートをはずしたリカンベントのお姿。

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 なんか羽をむしられた鳥、甲羅がはがれた亀のようで痛々しい。こうやって眺めるとリカンベントの長さ、背の低さを改めて実感…なんと不思議な自転車だこと!

もう一つの不安要素…すなわち後輪用シフトレバーの取付位置である。このシフトレバーはクロスバイクやMTBのフラットバーを前提とした仕様なので、アンダーハンドルのバーに装置するのは土台無理な話である。ただ幸いバーの径はクロスバイクやMTBの規格と同じ22.2mmなので取り付けられないことはない。ここまできたら、後戻りできない、実践(実験)あるのみだ。やるっきゃない。

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 あれこれいじくり回して見た結果、暫定的に上の写真の位置に落ち着いた。シフトするときは目盛り表示分を握ってしまうが、ブレーキに手を移すとちゃんと視認できる。垂れさがったシフトケーブルも全く邪魔にならない。親指で左の長めのシフトダウン用レバーを、人指し指で右の太く大きめのシフトアップのレバーを押すことになる。実際に走って、取付角度を調整し慣れていくしかないが、まあまあ実用に耐えると思う。

シート方面から見るとこんな具合。

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左ハンドルは、既存のシフターをそのまま使用というか、フロントの変速関係には全く手を付けていない。前述したように内装8段をつないでどういう効果があるか…これも実践あるのみ。

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 現状は上の写真通り。サイクルコンピューターはブリジスント社のイーメーターズ。その右横にはバックミラー。大きめな丸形で後方の視認性は良いが、自らの重さや、ペダルに足を乗せる際引っかけて、往々にして明後日の方を向いてしまのうが玉に傷。

 何とか組み終えて、一通り調整と点検を済ませ、近所を試走する。内装8段は特に問題なくスムーズにシフトする。前3段とシフトもそれなりに反応する。実効については未知数。今のところコンフォートシートの座り心地も満更ではない。まあ、これから走り込んで慣らしていこう。

 気がついたら夕刻…改めて記念撮影。

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 お~っ、これまた想定!コンフォートシートのトップがより細くなっていたため、今まで使っていたバッグが下へ垂れ下がってしまった。しかし、リカンベントを見慣れていない他人の眼を気にしても仕方ないし、これはこれで良しとしよう。緩くなった分バックの着脱も以前より楽そうだし…とまたまた楽観的な藤兵衛である。

  別角度でもう一枚。

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 シンプルになって、より精悍になった我がOPTIMA LYNXX『山猫君』。

明日は、いつものコースで山猫君の足慣らし。楽しみだ。

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 今回、取り外した部品を並べてみる。今までお世話になって、どうもお疲れさま。

 いよいよ、あらたに目覚め牙をむく藤兵衛…否、山猫君であった。

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内装8段ハブ周り組立の紹介

昨日の記事を受けて、リヤホイールに組まれたALFINE内装8段ハブ周りの組立を紹介。

まずは、ディスクブレーキのローターの取付。

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ALFINEのハブ(内装8段)は当然SHIMANO独自規格のセンターロック対応。ローターはSHIMANOディスクブレーキBR-M495に付属のSMRT61 16cm

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ローターをはめてローター取付金具で締めつけるだけ。ただし、専用の工具(SHIMANO純正 TL-LR10)が必要。トルクレンチで付属のマニュアルに示された適正なトルクで締め上げる。しかし、上の写真のように車軸が突き出てしまい普通のトルクレンチは使えない。モンキタイプや特殊なものもあるが2~3万円もしとても手が出ない。普通のレンチで勘に頼り締めるしかない。ホイールにはリムテープが付属していないので(…というかそれ自体をリストから漏れていた)、あわてて別途購入し、リムに貼り付けタイヤとチューブを取付る。

残りのパーツが届くまで作業はしばらくオアヅケ…。

下は、既に届いていたカセットジョイント(シフトレバーのシフト(切り替え)をハブに伝える大切なメカ)と固定リング(右上)、それと車体にホイール(ハブ)を固定する装着用パーツ。ごらんの通りこの内装8段ハブは、ロードバイクなどで定番のクイックレリース(リリース)対応のシャフトではないので、ハブだけ手に入れても、このパーツ無しでは全く使い物にならない。新型内装11段のシフト切り替えのインデックスが全く不明なので、この8段用のカセットジョイントが11段に転用できるかは全く不明。今のところ11段専用のカセットジョイントの仕様が見えてこないので、11段を購入するには注意が必要だ。

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だいぶ待たされてシフトレバーとスプロケットが届く。シフトレバーはごらんの通り切り換える際使用中のギアが数字で視認できる。新型11段は数字や目盛り表示がかなりアバウトになっている。前述したインデックスの割り振りも気になるところ。まあ、今気にやむことではないが…。

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  これで、やっと組立てられるぞ。内装8段ハブが「いつでも来い!」と待ちかまえる。これっていってみれば「すっぴん」姿(笑い)。それでは早速メーキャップといきますか。

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ハブに付属していたチェーンガイドと防水キャップをはめて、スプロケットを乗せる。

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スナップリングで固定するのに結構手こずる。リングを広げて下段まで押し込むのは至難の技。あれこれふんばって何とか達成。さすがシングルスプロケットはシンプルで、ディレイラーの切り換えによるトラブルが少なくなること必定。ただしチェーン外れと痛み防止の上でALFINE純正チェーンテンショナーは必需品。こちらは旧型でも11段に対応できそうだが、入手が難しい状態である。たまたま奇跡的に入手できてほっとしている(後日画像紹介)

 お次は、心臓部のカセットジョイントの取付。

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カセットジョイントのブラケットとプーリーについた赤いマークを合わせ、ハブにつけられた赤い点に揃えてハブにはめ込む。

最後に、その上からカセットジョイント固定リングを、黄色のマークに合わせてはめ込み、右45°回すことによってしっかりカセットジョントが固定される。

これでメーキャップ終了…ほんと見違えるように変身。

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シフトレバーに付属しているシフトワイヤーを試着してシフト具合を確かめてみる。シフトレバーの切り換えでうまくギヤが切り替わるのが確かめられた。

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  シフトレバーを「4」にセットした時に、カセットジョイントの小窓に表示されているブラケットとプーリーの黄色のラインが合わさるように、シフトレバーのケーブルアジャスターを回して調整する必要がある。それによりシフトレバーの数字とギアの切り替えが的確に連動するようになる。

これで後輪は完成。長く待たされた割には、たいして手間はかからなかった。

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すでにフロントホイールは装着済み、後は、このリヤホイールをリカンベントに取り付けブレーキおよびシフターのワイヤーの引き回しなどの作業を残すのみ。秋の夜長といえどもかさばるリカンベントを室内に持ち込んで作業するのは気が引けるし、根を詰めては休日出勤にも差し障る。あせりは禁物、休日に腰を据えて取り組もう。

 残念ながら日曜日までお預けの藤兵衛であった。

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ついにプロジェクト最終局面突入

 やっと本日、この藤兵衛愛用のリカンベント「山猫君」Optima Lynxx の快適化計画すなわち『内装ギア化、ディスクブレーキおよびコンフォートシート換装プロジェクト』に必要な関連のパーツがほとんど手元に揃った。

 構想に半年費やしたこの(略して)「ADBCプロジェクト」が始動したのが、ちょうど1か月前。だが、今回は最新のALFINE 11-Speed(内装11段)化を見送り、暫定的に旧製品の内装8段化に甘んじた。その苦悩と苦難の足どりを振り返る(笑い)

   思い起こせば今春のこと…

 来る秋に内装11段が発売されると聞き、この夏にかけて構想を塗り上げる。
 (妄想を膨らませると言った方が正確かも…笑い)

  その動機

  1. リカンベントの後輪ディレイラーは頻繁に愚図り、チェーントラブルを度々誘発し、しばしば路上で立ち往生に見舞われてきた。メンテナンスが楽な内装ギアは魅力。
  2. 発進時ふらつきやすいリカンベントにとって、停車時でも軽いギアにシフトできる内装ギアは非常に便利。
  3. 付属のVブレーキは、調子や使用感もいま一つしっくりこない。
  4. スピード仕様の24本スポークは、荷重に耐えられるか不安…実際に購入まもなく前輪スポークが破断するトラブルに見舞われた。なんか後輪のスポークもよれてきている。ツーリング仕様の32本スポークホイールに換装すると耐久性が増す。
  5. 通勤用バイクでALFINE内装8段とディスクブレーキを愛用している私なので、人一倍その恩恵を享受している。

 そもそも、この藤兵衛、寝そべって乗るリカンベントに対して、スピードよりも快適さを求めているで、何より安心感が大切というポリシーに従い、このプロジェクトを立ち上げた次第である。

 そして夏…

 イギリスのWiggle社でALFINE 11-Speed(内装11段)の販売(予約)を扱っていること知る。
関連部品の発売の情況が見えて来るまでジックリ様子をみることとし、 妄想を膨らませる。いろいろなイメージをつくりあげ、ネットをググりまくって、最低限必要不可欠なパーツを容易に入手できる順でリストアップしていった。

9月…プロジェクト始動。

  頭が少し冷えた今思い出すと、猛烈な酷暑と急激な円高でとち狂ってしまったとしか思えてならない。連日気温は35度を超え、ドルは85円を切り、確かユーロも110円をはるかにしたまわっていたと記憶している。

 まずは、換装するLynxxの製造元オランダのリカンベント専門メーカーOptima社からディスクブレーキ対応の20インチフロントホイールを9月冒頭に発注。ついでに更なる快適さを求め、たまたま目が留まったコンフォートシートなるものを注文する。

 並行してタイヤ、ディスクブレーキなど周辺パーツを国内のショップに発注。ところが内装ギア装着に必要なALFINE純正パーツにおいては品揃え豊富な有名ショップ「A社」でもほとんど欠品または入手困難な状態。しかし、送料安く素早く手に入れるにはどうしても国内ショップがベスト(内需拡大に少しでも貢献できれば)と、ググリにググッたところ、国内のこれまた有名ショップ「B社」で奇跡的にゲットできた。う~ん、シマノ製品の流通ルートは不可解極まりない。      

 後は、オランダからの商品到着とWiggle社からの内装11段の発売を待つのみ。
ところが、在庫ありのはず商品が一向に到着しない。…じっと待つこと3週間…やっとOptima社より商品発送の連絡があった。おいおい、本当は在庫が切れていたのではないかでないかと疑う。以前注文した時は、すぐ発送の連絡を受けて2週間もかからず手元に届いたのに…。

 その事で不安にかられた私は、痺れを切らして、肝心のWiggle社に内装11段関連について問い合わせのメールを入れる。その結果、同社において本体の発売どころか、そのハブを組み込んだホイールの確実な販売(製品供給)の予定が立たなくなっていることが判明。

 悩み抜いた末、たまたま同社に在庫のあった旧製品の内装8段を組み込んだ26インチリヤホイールと組立に必要なALFINE純正部品を含めて発注することにした。ポンドも安いし…。
 とどのつまり、当初目論んだリカンベント内装11段化は先送り。

 将来11段シリーズが本格的に発売されたら、まずは通勤バイクのリアホイールを換装し、その後リカンベントの内装ハブだけ交換…とここに当初の方針を修正した「ADBCプロジェクトⅡ」が始動(笑い)。

 その数日後、Wiggle社よりホイール発送の連絡があり、同日遅くなってスプロケットが別便で発送されたと再びメールが届く。しかし、他のパーツの納期のめどがたたないと聞き打ちのめさせられる。長期間半端なパーツを持て余すのも酷な話だ。
 そこで再びあれこれググッて、CRC社で残りの必要な部品を見つけた。ところがシフトレバーはブラックの在庫が無いため涙を呑んでシルバーをかわりに発注する始末。もう後にはもどない。行き着くところまで進むのみ…撃ちてし止まむ!なんか自暴自棄になってきた。

 戦前の米英中蘭の連合国による対日経済包囲網になぞらえて、注文済みの商品にMade in Chinaがあれば「ABCDライン」完成だなぁ~と「ADBCプロジェクト」に強引にこじつけて溜飲を下げようとする。はぁ~…(ため息)

…とか言っているうちに一週間程経過。その間、定演で一時別世界にワープ。

 10月に入る… 

遂に三々五々と世界各地から荷が届く。オランダ、イギリスからの航空小包は箱も大きく値段もそれなりなせいなのか、東京税関を通過するまで3~4日費やし600~800円の関税と200円の通関料を取られてしまった。添付されていた関税徴収に関する「不服申し立て等について」の通知によると2ヶ月以内に東京税関長に対して意義申し立てができ、その申し立てが決定された場合、一ヶ月以内に審査請求ができるとあるが、よく判らないし面倒くさそうなので横におく。

  前の土曜日…

 何はともあれ、未着のスプロケットの到着を見越して、この日に組立を始める。その前日ハンドルのグリップを交換や小物が足りないことに気づいた。しかし、こんな時は頼れるのはAmazon。翌日お届け便でしっかりゲット。…だが、ホイールと同じ日に発送された肝心のスプロケットが日曜日になってもついに届かず、あてがはずれてしまった。中途半端に組んだ愛車を横目に待てど暮らせど一向に届かない。結局、先行のホイールより5日ほど遅れて先程到着した次第。驚いたのは、数カ月後入荷予定のブラック仕様のシフトレバーがWiggle社から昨日到着したのだ。同社から発送連絡メールを確認すると、スプロケットよりもずっと後送られている…いったいどうなっているのだか?アメリカから取り寄せのシルバーのシフトレバーは無駄になってしまったが、まあいいやと、早速スプロケットとカセットジョイントを装着しリヤホイールを組み立て終える。アメリカとイギリスから空を超えて送られて来た日本の製品が、ついにここに集い合体し、日米英連合成立!おっと、タイヤはヴェルデステイン社製、チューブとリムテープはシュワルベ社製なので、オランダとドイツも連合に加えねば、やや!リムは何とスイス製!スイスは永世中立なのでこの連合に加われないぞ…などと悩んでいる場合ではない。

すかさずシフトレバーのワイヤーを仮装着してみた。お~っ、いい感じにシフトする。

明日にでも、作業過程の写真をアップできればと思う。

  来る今度の休日…

 満を侍して、いよいよ最終工程突入!

  うぁあ~、土曜日は休日出勤だぁ(涙)。 前回は定演が重なったため耐え難きを耐え忍び難きを忍んで休日出勤を見合わせたので、今回はしっかり働かねば!

 あ~、休日が待ち遠しい藤兵衛であった。

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アンナ・マグダレーナと不実な女がミュゼットを奏でる

今年の定演が終わって10日ほどたつ。

 全メンバーによるアンサルブルで何とヴィオラ・ダ・ガンバで『ペルシアの市場にて』を弾いた。お姫様の旋律(ソロ)を受け持ったが、息も絶え絶えの瀕死のお姫様を演じるはめになった。「みょみょみょ~~、みょみょみょみょ~~」と自宅では優雅に響くも、いざ合同練習になると、ピッコロ&フルート(現代楽器)奏者から「もっと(大きな大きな音で)朗々とレガートに!」「フレーズに変化をつけて」と檄が飛ぶ。「(千秋風に)ひ~っ、(若者風に)むりむり…」とつぶやく。チェロじゃないんだからヴィブラート要求されても困るし、音量もたちうちできない。とうとう、やけくそになり一音一音弓をかえし凌ぐしかなかった。古のガンバ奏者が誰一人思いも寄らない、まさしく想定外の様相と相成った次第。 やはり、古楽器は、当時のオリジナル曲が相応しい。ガンバの特性を生かした曲ならまだしも、その道も究め尽くさない未熟者がオーケストラ曲に手を出すなどとは至極僣越なこと。編曲してくれたメンバーには申し訳ないが2度とやりたくはないなぁ~というのが本音。

それに反して、バロックリュートで弾いたヴァイスのソナタ『不実な女』全曲は、出来はともかくも楽しく弾けた。やはり、実際弾いてみると、以前、触れたように、この曲の原題 "L'infidèle"は、近頃吹聴されている『異教徒』や『トルコ人』などと訳することはとても奇異に思えてならない。そもそも、このようなフランス流の副題のあるヴァイスのソナタ(組曲)は、極めて少ない。この曲はドレスデン版とロンドン版が残されているが、"L'infidèle"の副題はロンドン版だけに見られる。ヴァイス自身が意図したのか、ロンドン版に関与した人物がつけたのか(そこにヴァイスの同意があったのか?)、第3者などが勝手につけたかを判別する術はない。尤も、この曲を含めヴァイスの曲のほとんどは当時出版されていないので、ハイドンの交響曲や弦楽四重奏曲のように出版元などが勝手につけた可能性は低い。
   しかし、私は、この組曲はフランス風を明確に意識していると思っている。何がフランス風なのであろうか? 『フランス組曲』と言えばバッハの有名なクラヴィア作品を思い出す。これも、バッハが意図してつけた曲名ではなく、バッハ死後につけられたものである。フローベルガーによって確立されたアルマンド-クーラント-サラバンド-ジーグによる組曲様式は、ドイツにおいてサラバンドとジーグの間に、ガヴォット、メヌエット、ルール、ブーレなどのフランス舞曲を挿入して規模が拡大されてゆく。バッハの『フランス組曲』はこの形に準拠する。冒頭にブレリュード(序曲、アントレ)、末尾にシャコンヌ、パッサカリアが置かれることも多い。バッハのクラヴィアのための『イギリス組曲』、『パルティータ』、無伴奏ヴァイオリンのための『パルティータ』などがその例である。あえて言うならば「フランス組曲」よりも「ドイツ組曲」というべきであろう。
  もともと、フランスのリュート音楽の影響をフローベルガーも受けたとされるが、フローベルガーの頃にはフランスの組曲は、ルイ・クープランのクラブサン曲やマラン・マレなどのヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)曲のようにフローベルガーの様式を踏まえながらも比較的自由奔放に様々な舞曲を配置するようになる。そして、ルイの甥フランソワ・クープランにいたっては『上品な女(L'Exquise)』『大胆な女((L'Audacieuse)』等意味深な副題をもつ小品(それらは必ずしも舞曲の形式にとらわれない)からなる組曲(オルドル)という独自の様式を生み出している。
   こうしたことを踏まえると、ヴァイスの『不実な女』は、ヴァイスが常套的に用いているバッハらによってドイツで確立昇華された組曲様式を「アントレ-クーラント-サラバンド-メヌエット-ミュゼット-ペザンヌ(ドレスデン版はサラバンドとミュゼットが入れ代わっている)」と、あえてフランス流に崩すことによって「フランス風」を強調することを意図したことが明白になる。冒頭のアントレのフランス序曲風の付点音符の進行も途中で8部音符の進行が割って入り様式の一貫性のなさが「不実」を象徴していると思えてならない。

   今回、ミュゼットについて定演直前にある興味深いことに気づいたのである。先日紹介した『アンナ・マグダレーナ 資料が語る生涯』という本の中に、バッハの『アンナ・マグダレーナのための音楽帳』第2集(1725~)掲載の小品「ミュゼット」の楽譜が掲載されていたのである。ちなみに同音楽帳第1集(1722~)には『フランス組曲』第1~第5番の初稿が書き込まれている。
  バッハのミュゼットと称する作品はこの音楽帳以外には知られていない。しかし、この曲とともに掲載されている小品の多くは、バッハの作品ではない。『ラバーズ・コンチェルト』としてアレシンジされて一躍有名になったト長調のメヌエットは、ヴァイスとともにドレスデンで活躍したオルガニストのペツォールトの作品であることが判明している。このニ長調のミュゼットは作品番号もBWV anh.126と参考作品として分類されているように、明らかに他者の作品である。

Muzett_amb

  冒頭などに見られるミュゼット特有の低音のドローンをオクターブに分散させていることから「ミュゼット」でなく「ムルキー」であるとD.シューレンバーグ は『バッハの鍵盤音楽』で指摘しているが「ムルキー」とは、オクターブで細かく低音を刻むことによって、鍵盤音楽でドローンの持続効果を引き出すための技法をさすのであって特定の曲名ではない。ムルキーという他にあまり例を見ない語源不明の曲に由来する用語といえる。このミュゼットに先行するフィリップ・エマヌエル・バッハ作のポロネーズのリズムの類似性からみて彼が作曲した可能性が強い。

Polo_amb_peb

 

   それはともかく、このミュゼットのリズムと音型に注目してもらいたい。…そう、ヴァイスの『不実な女』のミュゼット)ロンドン版)と相通じるのである。下にあげるタブラチュアを5線譜化した楽譜をみれば一目瞭然…。

Muzette_weiss_2

  もともと、ミュゼット(Muzette)とはフランスで貴族の間で、田園詩(劇)を想起する素朴な楽器として愛好されたバッグパイプの一種で楽器そのものを指していた。やがて、前述したマレやクープランといったフランス音楽家が器楽曲として取り上げるようになったのである。

  そこで、以下にマラン・マレーのヴィオール(と通奏低音のための)組曲からの3曲を例として取り上げる。

Muzette_mm

上段は1711年の曲集から。
中段、下段は1717年の曲集のそれぞれ別の組曲から掲載順に並べたもの。
(下段は2つのヴィオールのための組曲)

 マレのいずれの作品は調整も拍子もリズムもそれぞれであり、ミュゼットという楽器を特色付けるバグパイブ風な長い低音(ドローン)も時がたつに連れて明確になっていくのが判る。 また、初期についていた冠詞がなくなっていくのも興味深い。いずれにせよ前述したようにミュゼットという曲は、ガヴォット、ブーレ、メヌエットのような特定のリズムや形式をもつ定固有の舞曲ではなく、ドローンを伴うことで田園風なミュゼットという楽器の雰囲気を表現する楽曲なのである。

 ちなみに、『不実な女』の最後を飾るペザンヌ(Paysane)も、「田舎風」という気味合いでマレの同曲に"Boureé Paysane"(田舎風ブーレ)などいう形で頻出しており、やがて単独の"Paysane"が出現するが、ミュゼットと同様これといった統一された様式がある舞曲ではない。

   こうして整理してみると、ヴァイスとマグダレーナ・バッハのミュゼットはおそらくは、何者かが創作したミュゼットを源(ソース)にしている可能性が強い。それがヴァイスのこのミュゼットをバッハがドレスデンで耳にしてお土産がわりに自分の家庭に持ち込んだのか、何者(フランス人?)かがドレスデンにもち込んだミュゼットをバッハやヴァイスや他の音楽家が耳にして独自に昇華(消化)したのかは定かではない。無伴奏チェロ組曲の第6番の第2ガヴォットに、朧にその姿をうかがえるものの、ミュゼットはエマニュエルの父親のセバスチャンのお口にはあわなかったようだ。

   それにしても、ヴァイスのミュゼットは、ロンドン版、ドレスデン版どちらを取っても主要動機のリズム音型の違うことに戸惑わされる。Muz_weiss_vari
上は、ロンドン版の冒頭。下は、ドレスデン版の冒頭。ただし、ロンドン版は、曲の途中で下の譜例のリズムに変容し、冒頭のリズムと錯綜し、再び冒頭のリズムに戻る。一方ドレスデン版は一貫して下記のリズムに徹している。
   ロンドン版のリズムの錯綜は、単なる写譜者の筆記の誤りだと思われがちだが、私は、、この時添えられた『不実な女』を明確にしようとした意図的な改訂であると思う。つまり、冒頭のアントレと同じように、わざと崩することによって予想を裏切る「不実」の象徴として捉えることができるのである。
   アンナ・マグダレーナのミュゼットとのリズムとの関係も、矛盾することで逆に先に触れた未知の源(ソース)をたどるヒントになるかも知れない。

   いずれにせよ"L'infidèle"は、やはり『不実な(フランス)女』が相応しい。何がヴァイスをそうさせたかは知らないが…。当時の国際関係をトルコなどと無理やり結びつける(そもそもそのネタはある人の冗談から始まったことなのだから…)よりは、ザクセンとフランスさらにはイギリスとの関係(さらにはプロイセン、ポーランドは穿ちすぎか?)を深く調べてみるのも一興かも…。お~っ!そうすると『不信心な女(フランス)』というのもありかも…。

 足の痛みはひいたが、久しぶりの音楽ネタの消化不良に苦しむ藤兵衛であった。

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隠滅

ありゃりゃ
Wiggle社のHPからShimano ALFINEの 11-speed(内装11段ハブ)関連が旧型のパーツが、8-speed(内装8段ハブ)をふくめその大部分が商品一覧から消えている。どうやらこの週末にかけてのことらしい。※注:10月5日にはまた復活するも納期の遅さは相変わらず。

  まあ、これは賢明な選択であろう。11段の新発売といっても、関連パーツのラインナップが明確にアナウンスされていない現状ではユーザーの不安と市場の混乱を招くだけである。

 新規に自転車に内装11段(8段)を装着するには、最低限

  1. 本体ハブ(32または36本スポーク用)及びそれを組み込んだホイール
  2. (以下ALFINE純正品にて)シングルスプロケット(18Tまたは20T)
  3. カセットジョイント及び装着部品
  4. 専用シフトレバー(シフター)
  5. チェーンテンショナー

 以上のパーツが必要である。さらに場合によっては、メーカーを問わなくディスクブレーキ一式、フロントホイールのディスクブレーキ対応ホイールまたはハブへの換装(ハブダイナモつきALFINE純正ホイールという選択もある)も伴うことになる。それに加えてカラーバリエーションもシルバー、ブラックがあり、それらを取り揃えること自体、旧製品の8段でも困難であった。実際、私もリカンベント改造のため、8段シテスム一式を国内外まさしく八方手を尽くして(…それでも泣く泣く色違いのもので間に合わせざるを得なかった)発注したが、今日現在、まだ一部が手元に届かない。

 当面は各メーカーの新製品自転車向けの供給が優先されるのは必定。年末までには、11段専用のラインナップが披露され、一般ユーザー向けの供給が国内で始まればラッキー…、とのんびりかまえるしかないのかなぁ。

「消えた」…で思い出した。

   埼玉のブラックホール消滅!

グーグルの航空写真地図で話題になり自分でも現地を探訪した「埼玉県の謎のブラックホール」は、いつの間にか、下に示す通り写真が更新されている。

Gyouda_bh

学校と住宅に囲まれた中央の水田は何事もなかったのように水を張っている。近頃、隠滅やら隠蔽という言葉が世間をにぎわしている。このグーグルの更新も、この地に潜む陰謀を隠滅(隠蔽)しようとしたのか、真相は闇の中?

とりあえず、この休日届いたパーツでリカンベントを改装し始める。

  届いていないパーツはさることながら、新たに必要な(足りない)パーツに気づき、打ち拉がれる暗中模索の藤兵衛であった。 

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