梅雨は明けたとはいえ
「梅雨は明けたといえ」…何とも間の抜けたタイトル。
梅雨のじめじめに古楽器をケースから取りだすともためらう日々が続いた。当然、その間自転車通勤もままならない。そんな本格的な梅雨空に突入する折りに、帰宅途中たて続けに後輪がパンクに見舞われたのである。いずれも徐々に空気が抜け何とか帰宅できたのだが、思い当たるのは共通して小石を跳ねたこと位。さすがに2度目のパンク修理の時に気がつく。タイヤが思いのほか減ったことが原因なのだ。
最初のパンクの傷跡…。幸いチューブは小さい穴ですんだ。
この時は、大きな石を跳ねたようなので仕方がないかな?と思っていたのだが、
2度目のパンクの時は、前回よりも小さい石で衝撃も少なくタイヤの表面には前回のようなめだった傷はなかったが、裏側を調べてみると
傷が裏側まで達し、チューブにピンホールを開けていたのである。 磨耗が進んでタイヤが薄くなったことによりダメージをうけやすくなっていたのである。
う~ん、タイヤを換えなければ…。
幸いなことに、しばらく雨続き、その間隙をぬって、かねてから気になっていたタイヤをネットでゲットできた。
PanaracerのToukinist(ツーキニスト)、宣伝通り丈夫でリフレクト処理で夜間での視認性が期待できる。日々の通勤には何とも頼もしい。
どうせなので、フォークをエアサスに換装して以来、パンク知らずになった前輪も交換することとした。
しかし、内装8段の後輪は、ご覧の通りスポーツバイクでは当たり前のクイックシャフト仕様ではない。
工具は、その上のタイヤの左に置かれたペダル着脱用のスパナが転用できた。普段から万一の場合を想定して簡易スパナを携帯していたが、今回、自宅でジックリ後輪着脱のノウハウを実践する機会を得ることとなった。
なにはともあれ、外装のリアディレイラーに相当するチェーンテンショナーを六角レンチで取り外しさえすれば、意外に簡単にタイヤの着脱は行える。ただし後輪を完全に取り外すには内装8段本体に延びているシフトワイヤをはずさなければならないが、面倒なのでやめておく。
換装終了後のドロハンフロントサス改造BE-AlLL BR-1の雄姿。
デジカメのストロボに見事に反射!最初からつけられていたリフレクターと相乗効果で視認性抜群!これは期待できるぞ。
裏話:撮影前、タイヤのスレッドの方向を間違えたことに気づき、前後とも、再度タイヤをはきなおす羽目となった。タイヤにつけられているメー
カーのロゴを右側(チェーンが張ってある側)にすることを失念して取り付けてしまったのだ。
束の間、雨の止み間に試験走行。タイヤサイズはバイクのデフォルト(初期仕様)と同じ700Cx25cなのだが、タイヤの素材のせいか、太めに感じ路面に重くグリップする。まあ、今までくたびれたタイヤに、何と慣れてしまっていたことか…。
首を長くして自転車通勤の再開を待っていたのだが、先週末、土曜日まで3泊4日で新潟県に出張と相成る。現地では中日梅雨末期の大雨にさらされたが、後半はご覧の通り梅雨明けを予感させる夕焼けを堪能。
この出張中、宿舎でテレビの天気予報にて関東は事実上梅雨明け状態と見てとって悔しがる。
帰宅後、出張疲れを癒して月曜の「海の日」、早朝5時に休日リカンベント走行の方から再開。
前回紹介したように、土手上からオーラを発する自分のシルエットを再び見いだす。リカンベントから離れても光に包まれているのでどうやら自分の体から発しているのに間違いない。
前回、ブロッケン現象などと知ったかぶりで紹介したが、どうやら吹き出る汗が水蒸気となって光が拡散(収束?)したことによるものだろうとまたもや勝手な憶測をとばす。マット仕様のヘルメットも意外に光を反射するのかもしれない。そうと勘繰ればまさしく後光(オーラ)と言っても過言ではあるまい。自転車に乗りたいという気が発露したことに間違いないのだから…(笑い)。
そして、昨日、今日と満を侍しての新装タイヤでの自転車通勤。あ~、タイヤが溶けてしまうかと思える気の狂うような猛暑。新タイヤの感触も味わうゆとりもなく、ぎらぎら夕日と灼熱のアスファルトに焼かれ、ひからびかけて帰宅。出張先の浜辺でクラゲを苛めた祟り?
おいおい、今年の定期演奏の練習は?楽器もご無沙汰状態。この暑さでは古楽器には酷だしぃ~。自分も暑さも冷房も苦手だしぃ~。…なんて言ってる場合ではないが…。
それでも懲りずに明日も自転車通勤に挑まんとする藤兵衛であった。
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