BR-1にバーエンドを装着
先の土日は休日出勤、出張。総選挙。台風の接近と慌ただしい。幸い昨日の記事について触れたことは、杞憂に終わりそうだ。
おかげでBWV998シリーズは余儀なく中断。自転車散歩、通勤もお預け。
日曜の出張前に、自転車朝駆けもやればできたが、疲れて出張先で居眠りしていびきをかいてはいけないとたまっていた懸案事項を片づけることにした。
リカンベントの駆動系のリニューアルは時間がかかりそうなので後回し。
通勤用のクロスバイクBE-ALL BR-1用に少し前に取りよせたバーエンドの取りつけにトライ。
スポーティな走りのために特化したロードバイクのドロップハンドルに対して、フラットなハンドルのクロスバイクは、ハンドルやブレーキの操作性がよく、街中を走るのに適している。逆に、リレー競走のバトン(あるいは前へナラエ!)のように手の平を垂直にして自然に握ることができるドロップハンドルに比べ、体操の鉄棒をにぎるように手のひらを水平にハンドルにおくしかないフラットバーは、腕や手に余計な負担がかかってしまうという欠点がある。
ちなみに愛用のリカンベントのV字形のアンダー仕様のハンドルは前者(ドロップハンドル)と同じく、手のひらを水平にして握り、しかも体は座席に寝そべっているため、上半身の体重はまったくかからず極めて楽ちん。
また、ドロップハンドルは握る位置を変えることによって腕や上半身にかかるストレスを分散できるが、フラットバーは握り方が固定され長い時間走行するとストレスがたまりやすい。フラットバーハンドルのこれらの欠点を解消するアイテムがこのバーエンドなのである。名前のように、下の写真のような部品をハンドルの両端に取り付ける。
色々なメーカーから色々な形状や材質のものが発売されている。ネットでカーボンとアルミ製の「TRIGON CARBON BAR END ERGO」なるものを購入した。軽量さと先端の形状、車体の色に馴染むことが興味をひいたのである。
取りつけるには、まずハンドルのグリップを加工しなければならない。
写真のように先端部分をバーエンドの取りつけ部分の幅に合わせてカッターでカットする。後戻りできないので覚悟が必要。(グリップを取り替えればすむだけの話だが…。)
いったんグリップを引き出しカットした後に元に戻すのだが、グリップの材質によっては滑りにくく苦労する。その場合はマイナスドライバー等で隙間をつくって潤滑剤(後に乾くクリーナーが良いと聞く。オイルだと装着後も滑って具合が悪い)。このグリップは、緩みやすくその手間は省けたが…気づかないうちにずれて、先端の穴をふさいでいたキャップが脱落紛失してしまった。
お恥ずかしながら、ちょっと急いでいたので切り口が雑。手直しをして、コツを忘れないようにとすかさず反対側もトライ。
今度は一度で「余は満足じゃ~」の出来。「近こうよれ」と、早速バーエンドを前に突き出すように取り付け、ネジを締めて固定する。
30分もかからず作業完了。
いわゆるエルゴ形状の先端のへこんだ部分に親指を優しくかけられるためとても握りやすい。
乗りながら快適な角度に調整。ネジをきちんとしめれば取りつけ強度の不安はない。グリップのズレ防止にもなった。
ブレーキ操作がしにくくなる欠点はあるが、交通量の少ない所を走る際は、握り方を変えることによってストレス解消となり、遠距離走行も楽になる。これだけのアイテムで快適さが得られ、車体のイメチェンができるとは儲け物。
う~ん、今度は、右側のキャップを無くした先端の穴と、最初から付属していたシルバーのベルが気になりだした。
調整のつもりが、調子に乗って結構長く走ってしまった。
帰宅後、シャワーを浴びてそそくさと出張に赴いた藤兵衛であった。
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