通勤用クロスバイクBR-1ついにゲット!
先月末、「ビオール」が届いた。
と言っても気の抜けたビールでも古楽器のヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)のことではない。かねてから通勤用にと物色していた自転車(クロスバイク)のことである。アキコーポレーションのBE-ALLシリーズのBR-1という名前。正確には「ビー・オール」なのだが、ネットで楽器情報を得ようとして「ヴィオール」、「ビオール」などと検索していたら、たまたまヒットしたのであった。ヴィオール弾きには、その語感の虜になった次第。「飛べ、藤兵衛、to be!」も何かの縁…。
ちなみにメーカーより正式にアナウンスはされていないが、この機種名「BR-1」は全日本実業団自転車競技連盟の規定する種目カテゴリー「BR(Businessman Racer)-1」に因むのではないかしらん…と勝手に想像する。
そんな折り、 自転車専門雑誌『自転車生活 Vol.19』に
表紙モデル、下記特集記事のモデルはKinuyoさん(リンク参照)
「自転車で通勤しよう!」の特集記事にかの自転車が紹介されていたのである。この記事に触発され触手が伸びた訳である。
本格スポーツ系700×25Cのタイヤのクロスバイクなのだが、シマノの「アルフィーネ」内装8段変速を装着しているという変わりもの。
また、シマノ製のハブダイナモ(発電機)、前後ディスクブレーキ(シマノ製のディスクローターにAvid BB7を噛ませている) などメンテンスをさほど気にかけずにすむ日常でつかうに便利な装備が満載。
ハンドルに取り付けられていたライトは訳あってここに取りつけ直す。
さらに、ズボンのスソをチェーンに巻き込むのを防ぐためのチェーンガードやらベルやらスポークリフレクターやらあれこれが標準装備されているため重量は13㎏台とクロスバイクとしては重め…。これでフェンダー(泥よけ)がついていたなら完璧な通勤用実用車。風を切り裂く?ブレード状エアロアルミフレームといっても、トップチューブは水平なスポーツ系とは一線を画するママチャリ(シティサイクル)タイプのスロープ(傾斜)形…。
百聞は一見にしかず。とくとご覧あれ。
発売直前に追加された新色ブラックの車体。写真よりも実物はかなりクール。
既に、自分でフェンダーやロック、ピンディングペダル、バッグ取りつけアタッチメントなど色々と艤装や換装を施したため、かなりの重量となっている。フロントバックを装着するとライトをふさいでしまうため、下部に移動したというのが前述の解答。このライトは自然に点灯してしまうので本体上部のスイッチをいちいち切らねばならない。切ってもLEDの補助ランプが常時点灯する。対向車のドライバーに視認されやすい点、点灯時も足の負担にならないことを考えれば気にしなくとも良いのかも…。それに、リアにも常時点灯のランプ付けちゃったし(笑い)
う~ん、こういうことをウダウダ書きながらハタと気づく。ロードバイク乗りの面々様におかれましては、このタイプの自転車は箸にも棒にもかからないというよりも蛇蝎のごとき存在であると思う。
とうに「王道」を踏み外した古楽器好きなリカンベント乗りのこの私。我が道を行くのみ…。とことん「飛べ、藤兵衛、to be!」
先ずもって、批判的ご意見散見の内装8段変速については、乗ったことのない人には言われたくないというのが本音。古楽器然り!リカンベント然り!…う~ん鼻息荒いな…。
停車の状態でもこの装置のシフトレバーで容易にアップ/ダウンでき、走行中も驚くほどスムーズに変幻自在に変速操作が可能で、街中を走るのには余力タップリ。試走の段階でも軽く35㎞オーバーのスポーティな走りを堪能できた。重量があるなんて言うのは二の次。ロードバイク乗りではないのでスピードや車体の軽量さにはこだわっていないしシフト操作命なんて別世界。車で言うとまさに今やスタンダードなオートマチック車。ストレス無く乗れるのが日常の足。でも、街乗りには内装3段でも充分だなんて言っている場合ではない。とにかく快適さと余力があるに越したことはない。
通勤用としての機能性、実用性、ゆとりとちょっとしたスポーティかつ洒落たデザインといった趣味性を重視したらこうなった次第。
先日紹介した「お買い物リカンベント」Reveive用のRIXEN-KAULのバッグ類を転用するとオールモスト・パーフェクトな通勤クロスバイクの出来上がり!
リアバッグを装着した時にスロープ(傾斜)形のトップチューブはママチャリみたいに足を前から回して乗車できる。また、足の短い自分にとっても停車時に安心してトップチューブを跨ぐことができる。 また、フレームサイズも身長175㎝以下対応のワンランク下げたゆとりの40㎝サイズ。交通量の多い道路での安全保障となっている。
ただし、問題もあった。試走中、カチャ、カチャと異音がした。
何と右クランクがチェーンカバーに接触していたのだ。写真では問題のないように見えるが実際走行すると支障が生じるのである。カバーをねじ曲げて何とか回避。え~ん、カバーに傷がついてしまったよ~ん。また、センタースタンドも左クランクと干渉し絡み合いすでに傷だらけ。構造上の欠陥としか言いようがない。ディスクブレーキも走行中にディスクが擦れる音が気になる。調整がやっかい。まさしく玉に疵と言ったところか…。
梅雨の間隙をぬってすでに2度ほど往復通勤。先日衝動買いしたサイクリング用サンダルもやっと日の目を見た。リカンベントでも履いてみたが、サンダルのベルトをしっかり締めていなかったため、急停車の際ピンディングがはずれず転倒してしまった。痛い教訓となる。
あ~あ梅雨明けが待ち遠しい藤兵衛であった。
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