ツバメが初めて巣立った。
先日紹介したど根性タチアオイ…3つ目の花を咲かし健在。
実はそのタチアオイの生えているガレージの壁面の内側の天井にツバメの巣がある。確か、4年前に前職場に転勤した後に、初めて営巣したと記憶する。それ以来毎年5月頃ツバメ夫婦が訪れるが、何故かヒナの姿を一度も見たことがなかったのである。
何となくいやな予感はしていたのだが、去年、家人がその現場を目撃したのである。親鳥がやけに騒いでいるのでふと巣を見上げると、なんとヘビがするすると巣からおりて来たというのである。
前の職場では窓枠にはめた換気扇が椋鳥や雀の絶好のお宿になっており巣がたくさんつくられていた。緑の多い職場。毎年この時期を見計らって庭に住まうヘビがその卵や雛を狙うのである。ヘビ君が窓枠をのぼり仕事や会議中の面々に愛嬌をふりまくのは恒例行事。決して会議中に窓際の席に座らないある女性の同僚の恐怖の体験がありありと目に浮かぶ。そのいやな予感があたったのだ。
今年は、夫婦の来訪を見届けるとヘビ忌避剤を巣の下に散布したのが功を奏したのか、初めて雛の姿を確認できた。なかなか写真に収める時間がとれず、なんとか数日前に撮れた上の写真は巣立ちの遅れた雛の姿。
その雛もその後元気に巣立って親子兄弟姉妹とともに元気に飛び回っている。初めて無事に巣立った姿を見届けてホッとする。
ツバメは幸福を運ぶ(ツバメが巣をつくる家には幸福が訪れる)と聞くが、新しい職場に転勤した機会に何かいいことあるのかな? でもガレージの車は糞害にあう。憤慨するまでもない…「 飛べ、藤兵衛、to be!」に準えて、まあよしとしよう。
一方で 常連のヘビ君の消息も気になる藤兵衛であった。
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