健康の秘訣、そしてエヴァンゲリオン
音楽ネタから久しくご無沙汰。なぜなら、考えるよりも「弾く乗るの余暇の毎日」が続くからだ。
転勤以来の環境の激変。以前、体調を崩し入院手術した経験もある。肉体的には落ち込むが幸い精神的には何とか落ち込まずに済んだきた。
秘訣は、趣味で気晴らし。
音楽とお酒。メタボと入院の遠因でもあったお酒を数年前、自転車散歩に置換した成果をいま実感している。
先日、風呂上がりに、体重計(前回の記録をメモリー及び健康管理機能付)にのって、思わず「お~」と叫んだ。何と「体脂肪率」が「ヤセ型」を示しているではないか!その場で3回、後日3日、繰り返し測定しても同じ結果。う~ん。それでも体重は変わらない。以前よりも痩せてお腹もすっかりへっこんだとは感じていたが。
ふと浴室の大鏡を見る。
己さえ目を背ける今も生々しく六寸に渡って残る手術痕のある我がお腹…。あれま。まっこと久しぶりに腹筋の筋を確認する。
リカンベント自転車のなせる奇蹟?
リカンベント自転車は、まさしく座席に寝ころがってペダルを漕いでタラタラと流しているだけだが、結構、お腹に力を入れたり、座席から上体をあげたりと腹筋を使うことが多いと気づかされた。そんなことも気にもせず、走ることが快感になって日常(週常)化したことの成果である。
そういえば楽器は、ピアノ、ギターと子供、高校生時代から自分の体の一部と化していた。高校時代の臨海学校にもギター片手に行った記憶がある。前の職場でスキーに誘われた時も、スキーは好きでもないのに雪にとじこめられゆっくり練習できるぞ!という理由で、スキー板の代わりにバロックギターを携えて参加するというお構いなしの不作法者。(でも、その時は野沢温泉の外湯巡りに半分明け暮れたが…)。案の定、スタンツでコルベッタか某のフォリアの主題を元に即興演奏し、その場の空気を濁しまくる始末…はやい話がただの酔っぱらいのなせる所業…。さすがに次回はお声がかからなかった(笑い)。
楽器を手にすればハッピーになれるいう単純な性格。落ち込んでいる暇もないのが本音。
それでも、入院した時は、ギターを続けるかリュートにシフト(爪を切る)するかと悩んで、楽器すら手にできなかった時期であったと記憶する。そんな心の隙をついて肉体的にも入院に追い込んだ次第である。
平常心を保つが健康のコツ。楽器と自転車があれば無人島にもいける。(スキー場もそうだが基本的に寒いのが苦手なのであまり行きたくない。)楽譜は必需品。コミュニケーションの最後の拠り所。作曲者のメッセージ。何が込められているか興味はつきない。
最近お気に入りなのがこれ
J.S.BACH 無伴奏チェロ組曲第1番 ヴィオラ・ダ・ガンバ版
藤兵衛 編曲 冒頭プレリュード
ご存じ、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調。それを自分でヴィオラ・ダ・ガンバ版としてハ長調に置き換えたものである。譜面冒頭のBWV1007aは、自分勝手にふったもので誤解のない様に…。オリジナルはヴィオラ・ダ・ガンバであるかの如く弾きやすい。バッハの愛妻アンナ・マグダレーナの筆写譜のスラー(アーチキュレーション)の曖昧さが以前から指摘されるが、そのところが、原曲としてヴィオラ・ダ・ガンバ用の楽譜が存在していたことを示唆していると個人的には思っている。とりあえず新バッハ全集で校訂され一般的に流布しているチェロ版に準拠しての弓使いで全曲を通してる。
只今、冒頭のプレリュードに憑かれている。
何故かって?当然「エヴァンゲリオン」リヴァイバルブームにあやかってのこと。判るかな?
結構アニメ好きな藤兵衛でもあった。
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