散ればこそいとど桜はめでたけれ
転勤後、初の土曜日出勤、どうせならと自転車通勤を初体験。高校時代に自転車で今の勤務地に通学していたこともあって血が騒いだのだ。
周囲の目を慮ってノン-リカンベント車(笑い) でうってでる。30分程で職場に到着…ほどよい汗…。用意した服に着替え身なりを整え仕事に臨む。大分新しい環境に慣れてきた。
勤務終了後、逃げるように帰途につく。訪ねそびれていた勤務地にある桜並木を眺めるためだ。ちょっと遠回りをして桜の花吹雪を堪能。
熊谷市の荒川土手の桜並木
すでに盛りを過ぎ、人出もまばら…。明日の日曜日が見納めであろう…。
上の写真は、先週末訪れた埼玉県吉見町の荒川サイクリングロードの「さくら堤公園」…。初公開の藤兵衛像…桜見物にあわせていつもと違ってちょっとカジュアルな出で立ち(笑い)
今年は、開花後、結構長く咲いたようだ。もっとも転勤の忙しさで、個人的にはじっくり楽しむゆとりもなかったが…。
「散ればこそいとど桜はめでたけれ
憂き世になにか久しかるべき」惟喬親王
…とこの歌を思い出し、早く日常に戻らんと心落ちつかせようとする。
それにしても、自転車通勤ていいな~。
今回利用した小径の折りたたみ自転車はこぎ出しが俊敏で、交通量の多い街中の職場に通うには、小回りがきき重宝する。アフター5で飲み会があれば職場に置いて、後日自転車で通勤した際に折り畳んで持ち帰れるのも魅力だ…今度の職場は飲み会が好きらしい。
ただし、転勤の疲れがたまったこともあって「行きはよいよい帰りがこわい」の不安が胸をよぎった。今回は寄り道したせいもあるが、長距離を頻繁に通勤するには厳しいかも…お尻が痛くなるのもつらい。そういった欠点がないリカンベントは、逆に町中では、その長めのサイズに相まってこぎだしの不安定さや小回りが苦手など取り扱いが難しく、趣味の世界に留めておきたい(でも、いつかやりかねないかも…)。
趣味と実益を兼ねるなら…。
あ~あ、快適なクロスバイクが欲しいとな~と思う藤兵衛であった。
| 固定リンク
「自転車散歩」カテゴリの記事
- 琵琶湖自転車一周~2日目にしてついに達成(2013.09.30)
- 琵琶湖自転車一周~そこに山あり道に迷う(2013.09.29)
- 琵琶湖自転車一周決行~いよいよ出発(2013.09.27)
- 琵琶湖自転車一周決行~前夜祭 諏訪湖一周・琵琶湖遊覧・長浜花火大会(2013.09.26)
- 琵琶湖一周プロジェクト2(2013.07.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント