« 強風の恐怖!~Cyclinkレポート3 | トップページ | SAAB破綻! »

にくきもの

 自転車散歩をはじめたのは昨年の桜の蕾が膨らみ始めたころ。もうすぐ1年がたつ。リカンベントという自転車に出会わなければここまで続けられなかったであろう。おかげで運動不足は解消されお腹もすっかりへこんで満足満足。休日走ることができないと心落ち着かない程になってきた。だが一方で自転車散歩に水をさす「にくきもの」が枕草子的にたまってきたのも事実だ。

「にくきものベスト5(順不同)」

  その1  放し飼いの犬
  その2  「さきたま緑道」のサイクリングロードを闊歩する歩行者
  その3  赤城おろし
  その4  土手上を徐行せず通行する自動車
  その5  サイクリングロードおよび公園にやたら設けられている車止めポール

 その1~3は以前書いた通りいまさらいうまでもない。最近さきたま緑道の自転車道に「迷惑歩行はやめましょう」の注意書きがやたらめだつようになったが、その意味のわからない人は絶えない。もっとストレートに「危険!歩行者通行禁止!」と訴えた方がよろしかろう。事故が起こってからでは遅いし、せっかく専用のしゃれた歩道があるのだから…。

 その4については、特に荒川左岸の熊谷市久下から行田市あたりの土手を通行する車のマナーが特にひどい。よけようのない狭い道をかなりのスピードで通過しようとする自動車が余りにも多い。それには仕方ない事情がある。サイクリストの間では周知のことであるが荒川サイクリングロードは熊谷市には直結していないのである。行田市から熊谷市にかけての荒川の土手の上は未舗装状態。現状の土手の中段に設けられた舗装道を行き交う我々道楽者こそ、そこを生活道路としている近隣の人にとって迷惑な存在なのだ。

 先日紹介した立派な「熊谷ドーム」のような箱ものや、先年「埼玉国体」に向けてやたら拡張したこれまた立派な「道路」にはご執心な熊谷市。荒川土手を遡上する自転車乗りはそのお粗末さを実感している。最近熊谷市に編入されたばかりだが対岸の旧大里村の「玉造水門」以北はもっとひどい。

  熊谷市の荒川土手には素晴らしい桜並木、その先には「野鳥の森公園」(そういえばこの公園辺りの道路も未舗装状態)などの素敵な場所もあるのに…。もったいない。もったいない。熊谷市には一刻もはやいサイクリングロードとしての舗装整備をお願いしたいところだ。「森林公園」方面と分岐する交通量の少ない右岸(旧大里側)の方が望まれる。何せ「玉造水門」のすぐ先には、これまた立派な箱もの「熊谷市健康スポーツセンター」が御鎮座ましますのだから…。市民の利用もままならない熊谷市のまさに最果ての僻地。サイクリング基地として有効活用できないのかしらん。

 以上は、避けようと思えば避けられるが、最後のその5は避けて通れない。サイクリングロードに自動車の進入を防いでくれる守護神であるのだが、我がアンダーハンドル仕様のリカンベントには天敵そのものである。シートの下に横に突き出たそのハンドルバーがそのポールに少しでも接触するとたちどころに前輪があさっての方を向き確実に転倒する。通常の走行においても大きくハンドルを切ると思わぬ転倒を招くほどアンダーハンドルの操作は微妙なものなのだ。

 ハンドルを切るというよりも、例えば右に曲がるならば左のハンドルバーをチョコッと押す感じ。その感覚をつかむまで初心者は何度でも転ぶ。ポールの前でぺダルのピンディングを外し思い切り徐行せざるをえない宿命を背負っているのだ。スピードを落とさず難なくポールをすり抜けて行く背の高いロードバイクを幾千万回恨めしくおもったことか。Cyclinkのグラフの速度変化のギザギザが多いのはそのためである。

 しかし、リカンベントのアンダーハンドルの解放感に勝るものはない。ゆったりシートに寝そべり景色を楽しみだらだらと道行く自転車散歩の醍醐味を満喫できる仕様なのである。そのためにスピードを犠牲にするのは厭わない。細心の注意をして臨むことに意を決する。そのかいあって荒川サイクリングロードでは、背の低い逆U字型ポールが多いおかげもあって今だかつてコケたことはない。

 ところが、なぜか「さきたま古墳公園(さきたま風土記の丘)」の某所のポールとは相性が悪い。特別このポールの間隔が狭いというわけではない。ちなみに「さきたま緑道」も同タイプ。

P1000830

 先日、同所で3度目の転倒と相成った(上は再現イメージ写真)。前回、子連れの母親に「見てはいけません」とのありがたい言葉をいただいたあの現場である。その時の教訓が生かされ速度を落していたため転倒というよりも左のポールにもたれかかってズルズルと体が崩れ落ちる体たらく。「あれあれ、へんな自転車」とその場に居合わせたおばさんたちの微妙なコメントに半分救われる。

 この場でケチが付き始めたのは、ブログで「さきたま古墳群世界遺産登録見合せ」と紹介して以来のことである。う~ん…。あるいはコミック版『のぼうの城』をこきおろしたせいかも…。そういえばいつの間にか連載も終了。結論から言えば期待外れ…。よその人はともかく地元民としては臨場感が感じられず、あれでは丸墓山以外の古墳たち、お城も武士、民百姓も浮かばれまい。映画化の話はとんと聞こえてこないが、二の舞にならないことを祈る。

  お詫びに古墳群紹介でもしなくてはと思う藤兵衛であった。

|

« 強風の恐怖!~Cyclinkレポート3 | トップページ | SAAB破綻! »

自転車散歩」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/517741/44086117

この記事へのトラックバック一覧です: にくきもの:

« 強風の恐怖!~Cyclinkレポート3 | トップページ | SAAB破綻! »