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秋深し、自分は何をする人ぞ?

  先々週の土曜日の休日出勤のことである。自分の机の斜め前のたまたま出勤していた同僚(先輩)の存在もすっかり忘れる程、期日のせまった大量の書類を片づけるべく仕事に没頭していた。
 ……「私もう戻りませんから…。」との彼の言葉で我にかえるが、「お疲れさま」と言葉をかけたのは彼の後ろ姿にだった。それが私が彼を見た最後の姿(職場仲間でもおそらく私が最後)であった。その晩、彼が急死したとの連絡が回ってきた。彼のその言葉はまさしく今生の別れの言葉となったのだ。呆然自失…。自分が次に電話を回すのが、彼の一番の話し相手の同僚であったのがつらかった。

 休み明けの出勤日、誰もが沈んでどうして良いのかわからない中、転勤前の職場で同僚(しかも高校の同級生)を同じように失った経験のある私は、彼の机にすすんで花を手向け冥福を祈った。

 ここ一週間は、ブログを書いたり(そのためか内容が荒れ気味)、楽器を弾いたりと気を紛らわそうとしたが、例の仕事を何とか仕上げ終える(幾つかのミスを上司から指摘される)も束の間、はたまた週末土曜日も出勤(自分としては不本意な職務内容)に駆りだされ精根尽き果て楽しみに(奥清秀さんのリュート…あと誰かのガンバも密かに…していた弦楽器フェア行けずじまいになってしまった。

 気持ちを切り換えようと休日出勤の振り替え代休の今日、国営武蔵丘陵森林公園まで自転車散歩bicycleに繰り出した。

 

 冬の先触れのような逆風と、通勤の方々の自動車行き交う中、開園10分前にたどりつく。
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 早速、自転車専用道路に分け入る。この愛車S17では今夏以来2度目の訪問である。その時は8月末の同じく休日出勤の代休。セミの声に囲まれていたのが嘘のよう…。P1000452
 
今回は、パキパキとドングリの割れる音にむかえられる。いたたまれなく立ち止まるが、詮方ないので意を決して進み続ける。何とか普通に走れることを確認し漸く周りの景色に親しむ。紅葉にはまだはやいが、雰囲気満点…。
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あたりに人影無い分、秋の気分をより満喫。「木漏れ日に、…」と今度は和歌を詠みたくなるが、ドングリにタイヤを取られないようにと気がゆかない。
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さすがに国営公園、ススキも手入れが行き届く(笑い)

 起伏が程よくあり、貸し切り状態で歩行者にも、忌ま忌ましい犬にも(!)邪魔されず段々と調子に乗りだし…ひたすら走る!走る!

おっと…下り坂でころり転げるうさぎの絵…
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 気を引き締め、辺りを注意深く見回すと看板のバリエーションの多さに気がつく。
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 あちらこちらにとても楽しい絵柄。子供が喜びそう。そういえば小学生の団体が来ていたが…。今だ遭遇せず…きっと、どこかの広場で遊んでいるのだろう。

 

とかするうちに1時間ほどで周回コースも終わりに近づく。沼のほとりの木々が雪が降ったように白いのに気がつく…。
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 よく見ると岸辺に鵜の姿が…。何と彼らの糞の仕業であった。昔、ニュースで鵜の被害にあった上野の不忍池のことを思い出したが実際凄まじいものだ。

出口付近で本日極めつけの傑作看板に遭遇…プッsweat01!とおもわず吹き出すP1000518

    デジカメPanasonic LUMIX FX37が今日も活躍

 結局最後まで、コースを独り占めhappy01…ささやかながら秋の山路を満喫して家路につく。


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 今夜はお土産のドングリを肴(もちろん見るだけdelicious)にヴァイスにいそしまん。

森に元気をもらって明日から心機一転出直せそうな藤兵衛である。

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