フェルメールと楽器
何度も襲う豪雨と雷におびえながら一筆したためる。
『芸術新潮』の今月号の特集はフェルメール
東京都美術館で「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」が開催されていると聞く。残念ながらなかなか足を延ばす時間がとれない。なにせ人込みの中での美術鑑賞には辟易している質。平日の朝一番に討ってでるという手もあるがなかなかそうもいかない。自家用車通勤に慣れてしまった身にとって通勤時間帯のラッシュは更に苦痛である。毎日埼玉の片田舎から「恐怖の赤羽線」経由で都内に通った学生時代は疾の昔話…。まあ、そのうちチャンスがあれば…といっているうちに忘れはてること数知れず。ここに記すのは忘れぬ用心のためもある。
古楽器愛好者の自分としては「やっぱり気になるフェルメール」は当然「リュートを調弦する女」などの楽器にまつわる作品である。リュートをはじめシターン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴァージナルなどの楽器などが窓から差し込む光の中でさりげなくたたずむ。フェルメールが耳にした17世紀中頃のオランダの音楽も気になるところ……うあ~っまた遠雷が…。
くわばらくわばら…こういうときは同誌を魚(肴)にとっとと寝てしまうのが一番と決め込む藤兵衛であった。
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