リュート協奏曲
ここんところ音楽のことがおざなりなってしまった。(明日は休暇をとったことだし)
ということで…
ヴァイスのドレスデン版の巻末(第6巻)のリュートパート(またはデュオ曲の片割れ)のみ伝承しているコンチェルトやアンサンブルの一群について想いを巡らしているうち、リュート協奏曲を書いた作曲家はどの位いるのだろうかとふと気になった。
弦楽合奏を伴うリュートソロコンチェルトや、通奏低音ではなく独立したリュート(テオルボ)パートを有するコンツェルト・グロッソ(合奏協奏曲)を残した有名?どころの面々は…
ファッシュ
ハーゲン
コハウト
ヴィヴァルディ
ハイニヒェン
ファルケンハーゲン
デュラン
ヴァイス(確実にジギスムンド、ほぼ間違いなくわれらがレオポルド)
ハイドン(編曲ものだし様式的にもちょっと違うかな…)などが
ざっと頭にうかぶ。
(原語での表記はうろ覚えなのが多いのでとりあえず日本語で表記…こちらも曖昧?)
他にもコンツェルトと称してもリュート独奏曲や、オブリガートパートがついたトリオソナタ的作品を残している無名?な作曲家も何人かいる。
そのうちの多くは録音で聴くことができる(まさに隔世の感)が、不完全な形で伝承されているものも多…
…
…
いかん、いかん…今日の作業の疲れが…
機会があったらいずれまとめてみたいと思う。
…といってお茶を濁す藤兵衛であった。
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コメント
初めまして、古楽愛好家の黒羊紳士と申します。
奇士さんの雑記帳から飛んでまいりました。
リュート協奏曲と聴いて、
ドイツのヴァイヒェンベルガーやラドルトの名が浮かびました。
18世紀の一時期、この種の作品が大量に書かれたらしいですが、
ソロがリュートであるためか、
ヴァイオリン×2に低音と云う具合に、
少数でソロの脇を固めている編成の曲が結構あるようですね。
投稿: 黒羊紳士 | 2008年7月11日 (金) 21時41分
貴重な情報ありがとうございます。
TARO先生の掲示板でお名前は存じておりました。今後ともよろしくお願いします。
せっかくですのでリンクはらせていただきますね。
投稿: 藤兵衛 | 2008年7月12日 (土) 11時53分
こんばんは。
>リンク・・・
有難う御座います。
それでは私の方でも此方のリンクを貼らせて頂きますね。
古楽の知識もリュートの腕も拙い者ですが、
今後とも宜しくお願い致します。
投稿: 黒羊紳士 | 2008年7月13日 (日) 19時28分